アダムスキー「テレパシー」 第1部 第1章 対訳

異星人と地球人には大差がある

異星人と地球人には大差がある

 

 

地球人は”異星人(他の惑星で高度な発達をとげた人類)”と融合する必要があることを私はここに力説しましょう。
We will endeavor to explain the necessity of blending Cosmic Man with Earthly man.

 

そのどちらにもテレパシックな感受力はありますが、
Telepathic reception will come from both;

 

しかし印象を感受する場合、理解者の乏しい人類と異星人との差を忘れてはなりません。
but when receiving impressions, we must always keep in mind the difference between the man of little understanding, and the Cosmic Man.

 

理解の乏しい地球人が発する想念は不公平、分裂、非難、個人的な感情などを含んでいますが、
The thoughts coming from the man of little understanding will contain discriminations, divisions, judgments, and personal feelings;

 

一方、”宇宙の因”から万象におよんでいる異星人の放つ印象は理解と同情とを伝えるのであって、非難を含んでいません。
while the Cosmic Man's impressions, coming from Cosmic Cause to all effect, will convey understanding and compassion, without judgment.

 

これこそ”真理”の発現です。
This is Truth expressing;

 

そして”真理”の面前で疑惑はありえないのです。
and in the presence of Truth there is an absence of doubt.

 

テレパシーの研究はあなたが持つかもしれない宗教的信仰の妨げになったり矛盾したりすることは全然ありません。
The study of telepathy will in no way interfere with, or contradict, any religious belief you may have.

 

テレパシーは宗教ではなくて”宇宙の法則”の一つであるからです。
For telepathy is not a religion, but a Universal Law.

 

この法則を知れば、あなたは自分自身を大きく理解できるようになりますし、あなたの住んでいる宇宙とあなたとの関係もよくわかるようになるでしょう。
Knowledge of this law will give you a greater understanding of yourself and of your relationship to the Cosmos in which you live.

 

われわれよりもはるかに高度な発達をとげている異星人は、いかなる生命体もその自由な状態において、どんな活動もすべて喜びに溢れた自由に行なわれるものであることを学びとっています。
The more highly-developed space people have learned that, in its natural state, all life expresses as a joyous, free execution of each action.

 

彼らは日常の雑用をわずらわしいと考えることはなく、むしろそれを、より多くの奉仕を”宇宙の因”に棒げるための特権とみなして、雑用を通じてその特権を表現せしめているのです。
They do not consider the performance of their daily chores burdensome, but rather, view them as a privilege whereby they can render further service to Cosmic Cause by enabling it to express unhampered through them.

 

後らは幼時から肉体の適当な保護と心の用い方とを教えられています。
They are trained from infancy in the proper care of their bodies and use of their minds.

 

不調和の念をいだくことはありません。そのような念が肉体の化学作用にどんな影響をおよぼすかを知っているからです。
They will not harbor a discordant thought, for they know what it does to the chemicals of the body.

 

後らの感覚器官の心(肉体の心)は、”宇宙の感覚、すなわち宇宙の因の心”と等しいまでに高められています。
Their sense-mind is coordinated with the Feeling, or Cause Mind;

 

したがって後らの肉体細胞のすべては感覚器官の心(肉体の心)によって与えられた命令に応じるのです。
so each individual cell of their body responds to the commands given by the sense-mind.

 

この法則を応用することによって後らの肉体は年齢に関係なしにいつまでも強健で若さを保つのです。(訳注=偉大な進歩をとげた近隣の諸惑星の異星人は、数百歳でありながら二十数歳にしか見えないとアダムスキーは『第2惑星からの地球訪問者』で詳細に伝えている。)
By use of this law, their bodies remain firm and youthful regardless of age.

 

彼らは、あらゆる生命はたえまなく活動するのであり、創造物のあらゆる分子が”宇宙の因”の自由無碍な発現をしながら自分の義務を遂行していることを知っています。
They know that all life is constantly active, and that each particle of creation performs its duty in a free, unimpeded expression of Cause.

 

私たちも日常生活のおいて、これと同じような喜ばしい、ゆったりとした心の状態を保つことができるなら、私たちの意識も宇宙的な価値のある印象が自然にやって来る位置にまで高められるのです。
When we are able to employ this same joyful, relaxed state of mind in our daily living, our consciousness will be raised to the place where impressions of a universal value will come to us naturally.

 

これは人間がその場合は周囲の世界を無視するようになるという意味ではありません。なぜなら人間は人類という全体を構成する一単位として”生きる”ためにこの地球に生まれたのであって、しかもこの役目を放棄する権利を持たないからです。
This does not mean that man will then ignore the world around him, for he was born on this earth to live as a participating unit with the whole of humanity, and he has not the right to withdraw.

 

真の理解すなわち進化は同胞にたいする関心を呼び起こすでしょう。そのとき万物と兄弟であることを自覚するようになるからです。
True understanding, or evolvement, will enliven his interest in his fellowman, for he will then recognize a kinship with all he beholds.

 


 



 


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[日本語訳] 久保田八郎 訳(中央アート出版社「超能力開発法」より)
[英語原文] TELEPATHY - THE COSMIC OR UNIVERSAL LANGUAGE by GEORGE ADAMSKI



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