宇宙の息子たちと娘たちの友愛
ジョージ・アダムスキー (訳・伊藤耕造)

このシンボルを受け入れて、使うことによって−あなたは、“生命の宇宙原理(複数)”にトライして、理解するための、そして“宇宙の中の創造物”のすべてと同様に“宇宙の父母の源”−あなたはその子供です−を認識しながら、“宇宙の家族”の息子または娘として生きるための、あなたの誠実な意図をあなたの地球の自己に対して意識的に承認するのです。
中央のシンボル(複数)は、“宇宙的な性質”に属するものであり、この世界であろうと他の世界(複数)であろうとも、意識的に警戒した個人たちによって認められます。最初[訳注、左]のシンボルは、“創造の父の原理”を、第二[訳注、右]のシンボルは、“母の原理”を描いています。もしあなたが、各シンボルの関係があるライン[線]を観察するのであれば、あなたは、それらが含んでいるすべての意味について、より沢山の啓示があなたにやって来ることを見いだすでしょう。
“英知”、“父”の創造の原理、そして、“物質”の受け入れる“母”の原理は、すべての形あるもの[万物]は、岩や一粒の砂でさえも、呼吸しなければなりません。そして、その呼吸は、“宇宙の父”−“英知”から受け取るのです。それゆえ、あなたは、あらゆる“生命”が相互に関係があることを見ることが出来るのです。
私たちの“限界のない遺産”の最大の豊かな表現は、すべての男性、女性、子供、そして、すべての生きものの“生得権(しょうとくけん)”[訳注・生まれながらに持つ権利]です。私たちの太陽系の姉妹惑星群からの訪問者たちは、この生得権の絶え間のない自覚の中で生きようと努力するのです。彼らは、あなたによって使われるそのシンボル(複数)を認めるでしょう。そして、彼らは、あなたが“宇宙の家”についてもっと理解しようと、そして、あなたが創造された目的の“生命”の充実の中で生きようと誠実に欲求するかどうかを、また知るでしょう。
私たちの古い想念の習慣(複数)は、あなたが見、聞き、味わい、においを嗅ぐことの出来る結果の世界の内部に、私たちの意識的な想念を奴隷にさせ続けることを、試みます。それゆえ、私たちは絶え間なくガードしなければなりません。そして、私たちの死すべき心が、その宇宙の一体性に、他のあらゆる形あるものへの依存に、いつも気づいているべきである、と主張しなければなりません。それによって、全てに等しい尊敬が、習慣になるのです。この態度は、私たちが今日表現しようとして非常に沢山の時間とエネルギーを浪費している、裁き、非難、貪欲そして、利己主義に、やがて取って代わるでしょう。
最初に、あなたは、それがいかに高い奉仕か低い奉仕かに関わらず、奉仕するための特権を与えられている、あらゆる生命体が、“宇宙の源”の表現であることを、心の中に持つべきです。第二に、あなたは、あらゆる創造物を眺めて、自分が扱ってほしいようにそれを扱うべきです。というのは、あらゆる創造物は、“因”、“父母原理”を、具現しているからです。第三に、あらゆる形ある創造物を、1つの原因の結果として、ながめなさい。以前のように分離するのではなくて、同時に、結果と原因を見ることを、学びなさい。それを支えている原因なしに、結果は現れることが出来ません。人間家族の中の私たちは形あるものである結果をずっと見続けているのですが、その結果を生み出すその原因をめったに見てはいないのです。
マタイによる福音書第16章第15節から第17節でイエスは、彼の弟子たちにたずねました。「汝らは、私を誰だと言うのか?」シモン・ペテロは答えました。「汝は、キリスト、生きている“神”の子です。」その時イエスは、彼に言いました。「汝、シモン・パルヨナは、幸いである。というのは、肉と血が、汝にそれを啓示したのではなくて(形あるものを意味しています)、天にいる私の“父”がそれを啓示したからだ」。(天という言葉は、“宇宙の”または“因の英知”を意味しています)。言い換えれば、ペテロは、イエスとして知られている結果の形あるもの[フォーム]が、“因”つまり“宇宙の父”また、ヨハネによる福音書第14章8節から第13節を読みなさい。金星と他の惑星(複数)の人々は、これで生きることによって進化したのです。
あなたが、あなたの“宇宙の生得権”の1つの生きた実例になることによって、あなたが人類に尽くすことが出来るかもしれない奉仕が、あります。その時他の人達はあなたが持っているものを知りたいでしょう。そしてやがてこれは、世界に広がる知識になるでしょう。私たち、そして、来るべき世代の人々は私たちの努力の結果を楽しむことが出来ます。そして、地球の人々は、持つために意図された生活のタイプで生きるでしょう。




