意識の声 No.26 より
1992年 9月号
この頃私は個としての自分の存在に執着しすぎていたいように思います。つまり久保田八郎という一個人の持つ価値観、倫理観等に確執していたわけで、自己を客観的に直視してみますと、狭量な地球人の段階を一差もでなかったのではないかという気がします。もっと大宇宙に没入して自己を限りなく拡大する必要があると考えるようになりましたね。このために万物を創造主の顕現と見ることはもちろんですが、自分自身も創造主の顕現ですから、結局、万物を自分自身と見るフィーリングに徹する以外にないというわけです。言い換えれば完全な「没我」の状態です。こんなことは理論上ではとっくの昔から分かり切ったことなのですが、実感として湧き起こすには、やはりそれなりの生活体験を必要とするもののようです。
スペースピープルは地球人を絶対に公平に見ていますから、地球人側の精神的な発達の高低によって区別はしないはずなのですけれども、しかし接近してよい地球人と、接近してはならない地球人とは厳然と区別しているようです。これは、地球人側の発する精神波動の周波数の相違によって、同調しやすい人と、そうでない人との差あるという意味であろうと思うのです。したがって、いわゆる一般社会の常識豊かな円満な人として人々から尊敬されるような人がスペース・ピープルにとって接近しやすい人かというと必ずしもそうでないのは、本人の発する精神波動の周波数が宇宙的といえるほどに高周波になっていないからでしょう。円満な人格者であっても、別な惑星のことに関して全く関心もなく無知であるという人に、スペース・ピープルがおいそれと接近しないのは、このような理由に基づくと思われます。一GAP会員が他人よりもUFOをよく目撃したり、レストランで食事中に原因不明の停電事故が発生したりするのも、スペース・ピープル側の何らかのサインであると考えられますが、これは本人がスペース・ピープルと同調しやすい波動を持った人であるために、彼らから注目されていると見てよいでしょう。 以下のように考えますと、一応、私たちGAP関係者は一般人とは異なる精神波動の放射体であるといえますが、それをもっと高周波にするならば、スペース・ピープルの注目度が高まりますし、さらにテレパシー能力を開発するならばコンタクトの対象として選ばれる可能性が出てきます。コンタクトする人は過去世からのカルマで決まっているのだ、というような宿命論でもってあきらめるのは禁物です。人間には選択肢が無限に与えられていますから、努力次第でどのようにも道は開けてきます。以上がこの頃痛感している問題です。