意識の声 No.53 より
1994年12月号
<認識と愛への出発>
万人が共通する欲求は「自分だけは幸せになりたい」という欲求です。これは絶対的な欲求であって、不幸を求める人間は世界に存在しません。これが意味するところは、大宇宙の創造主は人間が幸福になるように創造されたのであって、苦痛に苛まれる生物として造り出されたはずはありません。そこで、万人が幸せを望んでいることを認識するならば、あらゆる人間の言動はすべて幸福感を得ようとするための表現であると解釈できます。他人が自分の悪口を言っても毛嫌いしても、そのことによって相手は満足感を得ようとしているのだと認識すれば(悟れば)「どうぞ私の悪口を気がすむまで言いなさい。それによって、あなたが幸せ感を得られるならば、私も喜びます」という神のような境地に達すれば、これが本当の愛というものでしょう。そうなれば、相手にも自分自身にも素晴らしい大変化が生じるはずです。これはスペース・ピープルの心境と同じです。そうなればスペース・ピープルの波動と一致しますから、コンタクトも可能になるでしょう。
<サイコメトリーの大家>
先般、ある場所で一GAP会員の方と話しあったところ、その人が実はサイコメトリーの超能力者であることがわかって、いろいろと体験を聞きましたが、実に興味深い内容でした。サイコメトリーというのは、物品や書物に手をかざして、その物から出る波動を感知しながら、その物品の由来や性質、書物ならば書かれてある内容の真偽等を言い当てる方法です。そこで、その方に詳細な体験記を書いて頂くように依頼しましたら、承諾を頂きました。(ユーコン誌129号)すごく興味深い有益な内容ですから、ご期待下さい。このサイコメトリーについてはアダムスキーが「生命の科学」で述べています。練習次第では誰でも能力が出てきますから実行されるとよろしいでしょう。手を見つめる練習から始めると良いでしょうね。次第に年末が接近してきます。皆様、ご自愛の上、良きお年をお迎え下さい。