意識の声 No.99 より

1998年10月号

 

 全国の維持会員の皆様にはお元気でお過ごしのことと拝察致します。平素は多大なご支援にあずかりまして厚く御礼を申し上げます。当方はすっかり健康が回復しまして、日夜GAP活動に精励しておりますのでご安心下さい。食べ物は何でもOKですがアルコールだけは病院の先生から禁じられていますので約五カ月間ビール一滴も飲みません。味も忘れてしまって、もう縁が切れたのと同様です。まったく未練はありません。

 

 

 

★水は最高の飲み物

 

 飲み物といえば、先日も何かの資料で目についたのですが、人間の飲み物のなかでは水が最高にすぐれた飲み物であるとのことでした。ただし都内の水道水は混ぜ物が多くて良くありませんので、もっぱらミネラルウォーターを飲んでいます。少し高いものにつきますが健康維持の面からは欠かせない飲み物です。

 

 水といえば普通の水道水を浄化させる方法があります。それは水道水をポットの中に溜めておき、その中に白水晶の固まりを入れて一夜浸けておくのです。そうすると水晶の波動によって水が浄化され、甘くおいしい味になるというのです。これはコンタクティーのZ氏が教えてくれた方法です。私は水晶を持たないので、まだ試していませんが、首肯できる点はあります。白い水晶が特殊な波動を放つことはよく知られている事実ですし、古来より遠隔透視その他各種の秘法に使われていましたので、無視できないものがあります。これを実行すればミネラルウォーターを毎日買う必要はなくなるでしょう。

 

 

 

★超能力開発に水晶が使用される件

 

 アメリカのパロマー山で昔アダムスキーが一族と共に住んでいた「パロマー・ガーデンズ」と名づけられた台地は、現在「オークノル・キャンプグラウンド」という看板のもとに車で旅をする人達のキャンプ場になっていますが、アダムスキー一族が経営していた軽食のレストランの跡はコンクリートが敷かれて、一種の遺跡として永久に保存されています。そのそばのアダムスキーが住んでいた家は昔解体され、現在は建て替えられた建物が管理人の住居になっています。コンクリートを敷いて記念として残したのは、昔アダムスキーにこの土地を提供した弟子の一人のアメリカン・インディアンの婦人で、彼女は一種の超能力者であり、特に水晶玉を用いて遠隔透視をやっていたと聞いています。私が一九七五年の一一月にアダムスキーの住んでいたカリフォルニァ州ビスタの町に残っていたアダムスキーの家を最初に訪問したときは、アダムスキー没後一〇年経過していましたが、当時はアリス・ウェルズ女史が健在で、私は近隣のオーシャンサイドという町のホテルに滞在して、三日間ビスタへ通い、ウェルズ女史から徹底的にアダムスキーの話を聞いたものでした。そのときア氏の遺品は整然と陳列してあり、その中に前述のインディアン婦人がア氏に献呈した大きな水晶玉があったのをよく覚えています。

 

 ウェルズ女史が「その玉の中をのぞいてごらんなさい。何かが見えるでしょう」と言うものですから、私がのぞいてみるのに、玉の表面には、歪んで間伸びのした世にも不細工な自分の顔が映ってみえるだけでした。表面が反射するために透視どころではありません。しかし実際に遠隔透視を行なうのに水晶玉は必ずしも必要ではないのです。Z氏は両眼を開いたままで透視が可能だと言っています。また、ユーコン誌142号に出た「実用化された遠隔透視能力」と題する坂本貢一氏の記事の中に、アメリカのサイテク社という特殊な会社は遠隔透視を行なって紛失物や失踪人の発見等を専門に行なうことを業務にしています。それによりますと、遠隔透視能力は誰でも特殊な訓練をすれば容易に開発できると述べてあります。その開発法を指導したビデオまで出ているそうですから、いずれ入手しようかと考慮中です。

 

 

 

★地球、それは天国か地獄か

 

 世界の情勢は相変わらず混沌としています。日本の不況もさることながら、アメリカの株価の大暴落、その他、世界各地の紛争等を見ますと、一体、この惑星は何なのかと沈思せざるを得ません。日本の失業率は四パーセントということですが、先般、ミッシェル・ジルガー氏のお宅に招待されて歓談するのに、フランスの失業率は一〇パーセントと聞いて、おったまげた次第です。世界はこのままダメになって遠からず第三次大戦が勃発するのか。そして核戦争で世界中が火ダルマになるのか。ノストラダムスの予言は的中するのか。

 

 答えは「ノゥ!」です。今、スペースピープルが世界の危険地域で大災害や変動を予防するべくひそかに大活躍をしておられるのです。こんな事を知っているのはごく少数の宇宙問題に関係のある人達だけで、政府高官も財界の偉方も全く知っていません。ですから心配は無用です。私達は宇宙哲学を実践しながら絶対的な安心感を保ちつつ平静な態度で職務を遂行していればよいのです。

 

 ノストラダムス自体は悪い人ではありません。彼の本名はミシェル・ド・ノートルダムというのですが、後にラテン語風にノストラダムスと変えたのです。一五〇三年にプロバンス地方で生まれ、六六年に他界している希代の超能力者で予言者です。有名なのはフランス王アンリニ世が槍の馬上試合で目を突かれて非業の最後を遂げることや、一七九一年に革命軍に追われてバレンヌへ逃亡したルイ一六世と王妃のマリー・アントワネットが捕らえられてギロチンの露と消えることまで予言しています。その他多くの予言が的中しているのですが、問題は彼が難解な詩の形式で書いた予言類が多くの翻訳者により、てんで勝手な解釈がされて、しかもやたらと恐怖心を煽りたてるような結末が書いてあるのです。この勝手きままな翻訳が当てにならないというわけです。こんなものに惑わされないことですね。特に「一九九九年七の月に空より恐怖の大王がやって来るだろう」という予言は恐ろしい現象が発生するような解釈がなされていますが、Z氏によれば何も発生しないそうで、しいて言えば別な惑星の宇宙船(UFO)が大挙して空中に出現するかもしれないということです。恐怖心を煽りたてる本はよく売れるという出版界の戦略にひっかからないことですね。

 

 地球は創造主の手になる大惑星です。これを楽園とするか地獄にするかはこの惑星の住民の双肩にかかっていますが、来世紀になれば多少の小競り合いはあるにしても、次第に宇宙的な方向へ向かうでしょう。それはNASAがひそかに開発中の反重力宇宙船で別な惑星を探査するようになるからです。失望と落胆は禁物! 輝かしい希望と信念を持ち続けて前進しようではありませんか。個人的に悩みがあれば、まず新アダムスキー全集の第一巻『第二惑星からの地球訪問者』の中の二部を読み返してみて下さい。そしてブラザーズの教えを徹底的に理解するのです。それを実践すれば奇跡が生じるでしょう。私もその本をよく読んでいます。お互いに頑張りましょう。合掌再拝