中国でUFOを目撃

吉谷克美

 

 2013年5月12日午前3時に中国杭州市にてUFOを目撃しました。

 

 杭州市は上海から新幹線で約1時間のところにある浙江省の省都で、中国有数の観光地でもあり、中国人が住みたい街の第一位です。

 


写真:北高峰から杭州市街を望む。写真上部が市街地、中央の池のように見えるのが有名な西湖。

 

 経過は次の通りです。

 

 5月12日午前0時頃、ベッドで眠っていたところ解放軍のジェット戦闘機がマンション上空を飛んで行きました。杭州市内に空軍基地があるので、ジェット戦闘機の飛行は珍しくありませんが、このような時間に飛ぶのは異例のことです。

 

 その後、午前1時頃、午前2時頃、午前3時頃とほぼ一時間おきにジェット戦闘機が飛来しました。本当に異例のことです。何か追いかけているのだろうと考えました。

 

 当時は尖閣諸島の問題で日中間が緊張していましたので、何か起きたかなとも思いましたが、それにしては街中は静かです。

 

 ただいつになく犬が吠えています。こんなに犬がいたのかと思うほど吠えています。

 

 前日叔母さんが亡くなったと聞きましたので、人が死んだら星になると思い出してベランダに出てみることにしました。

 

 午前3時ですが、杭州は都会でそれなりに街灯も灯っていますので真っ暗ということはありません。

 


(ベランダから右手方向を見た写真)

 

 14階に住んでいましたのでそれなりに見晴らしはいい方です。

 

 星空を眺めていますと右手の上空から何かが降りてきました。ヘリコプターかと思いましたが、照明はありませんし音もしません。そしてその何かはベランダ正面に見える遠くのビル上空に止まりました。

 

 次の朝、ビルまでの距離を調べましたが、だいたい400mでした。手前でビルが建設中でしたが、高さがまだそのビルよりも低かったため影響はありませんでした。今なら、見ることはできなかったでしょう。

 

 ビルの上に着陸したのか、滞空していたのかはわかりません。

 

 2、3分経過してビルの上で何かが動き出しました。

 

 反転してお腹(底)の部分を見せましたので、ようやくそれがUFOだとわかりました。

 

 

 オレンジ色の丸い光が5つよく見えました。中央の光が大きく、周りの4つの光は中央の半分くらいの大きさです。

 

 直径はビルの幅の半分くらいです。次の朝、ビルの幅を調べ約20mとわかりましたので、UFOの直径は約10mとなります。

 

 UFOを見るのは生まれて初めてです。あ然、ぼう然。本当にいたんだと感動しました。

 

 どうして写真を撮らなかったんだ、とよく聞かれますが、写真を撮るのを忘れるくらいの衝撃でした。ただ、オレンジの光は懐かしい感じがし、怖いという気持ちはしませんでした。

 

 反転したあとはお腹を見せたまま音もなくゆっくりと向こうの方に飛んで行きました。

 

 正直なところ、こちらに飛んできてどこかに連れて行かれたら困るな、と思いました。当時はまだ誤った情報で洗脳されていました。今なら大歓迎です。

 

 デジカメで撮ろうとしたときにはもう遥かかなたで点になっていました。

 

 飛ぶ姿を見た瞬間に、圧倒的な科学技術の差を認識しました。もしUFOが本気で攻めてきたら一瞬で勝負はつくだろうな、人間はサルみたいに見えるだろうな、と思いました。

 

 UFOが飛んで行くのを見ながら、どうしてみんな気づかないんだと考えましたが、音もしないし、普通の人は上空を見上げることもないので気づかないのだろうと考えました。

 

 午前3時とはいえ、車の通行量は比較的多かったのです。

 

 もし私と同じように午前3時にもかかわらず、ベッドから出てベランダへ行けば、多くの人がUFOを目撃したことでしょう。少なくとも同じマンションの同じ階の人は見ることができたはずです。

 

 翌日の5月13日は中国の南半分の広範囲でUFOが目撃され、ネットにもアップされていますがいずれも白い点にしか見えません。

 

 杭州市では2011年に杭州空港にUFOが飛来し、空港が一時閉鎖されました。残念ながら公式には発表されていません。

 

 この目撃でわかったことは、解放軍はUFOにスクランブルをかける、犬が吠える、ということです。中国の都会でUFOを見る機会があるとすれば、この二つの条件を満たしたときに外に出て、空を見ればいいでしょう。