投稿者 コスモス 日時 2001 年 8 月 26 日 08:04:02:
「唾付ければ治る」とはあまりきれいなはなしではありませんが。。
私の皮膚は弱く、特に夏場には日焼けすると赤く腫れ、暑いとお腹の
当たりにジンマシンができたり、さらに手のひらにも水虫ができたり
と、大変でした。ただ、医者ぎらいの性格のため、自力で何とか治そ
うと試みておりました。
その昔、私が20歳ごろのことです。夏場に右手の甲が赤く腫れると
いう症状が新たに追加されました。見た目には日焼けに似ているので
すが、夏の終わり頃になったら、赤く腫れた部分は他と比べて黒くな
らなかったので、日焼けが原因ではないようだと思いました。
涼しい頃になって腫れはひきましたが、次の夏には、また赤く腫れ
ました。友人から「赤く腫れるのは肝臓が悪いせいだ」と言われまし
たが、私自身は「直接の原因ではそうでは無い」と印象を受けていま
した。
私は何とか治そうと決心しましたが 医者ぎらいでしたので、何と
か自力で治そうと考えていました。そして、小さい頃、母親から、
「あるお母さんが子供の鼻の病気を舐めて(つまり唾を付けて)治し
た」という話を聞いたことを思い出しました。
そこで毎日、手の甲を舐めて過ごしました。また清潔さを保つため
手をまめに洗いました。涼しくなって腫れが目立たなくなりましたが
よく見るとただれた様に見えるので時々舐めておりました。
はた目には変な癖のある奴だと思われていたでしょう。^_^;)
そして次の夏、右手の甲の腫れなくなりました。(ヤッター!)
ところが、その夏には左手の甲と右手の手首の内側が同じように赤く
腫れてしまいました。実績があるので、また手(腕も)を毎日舐めて
過ごしました。(いいかげんに医者に行け!)
とにかく左手の甲と右手の手首の腫れはその次の夏にはなくなり、
その後、この症状はでなくなりました。(すごいと思いません?)
ところが、今年の夏は首の周りが同じように赤く腫れてしまいまし
た。結婚してからは奥さんから「体に異常があったらすぐ医者に行け」
と強烈に言われており、医者に行くことにしました。ちょうど水虫を
診てもらっていたので、昨日、その皮膚科へ行ってきました。
(舐めて治すには腫れの部分が多すぎましたし、首じゃ直接舐められ
ません。)
皮膚科の先生の説明では「赤い腫れ」はカビ(真菌)の一種だとい
うことでした。さらに処方された薬は抗真菌剤で、なんと水虫治療の
薬と同じでした。)
昨日、20年前に「赤い腫れを舐めて治すことができた」理由が
やっとわかりました。唾液の殺菌力で真菌を退治してしまったのだ
と思います。
「ツバ付ければ治る」を実践してしまったというお粗末な話でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
それにしても私の体は真菌だらけ。。。(T_T)