投稿者 コスモス 日時 2002 年 5 月 12 日 07:29:12:
神奈川県藤沢市、海側から見ると、江ノ島と烏帽子岩の中間当たりの
位置で、国道134号線沿いに辻堂海浜公園があります。
中央部の広場だけで南北に500mkくらい、東西に2kmくらいの
広さで、江ノ島側(東端)にプールが、茅ヶ崎側(西側)に交通公園が
あります。
交通公園には展示館とサイクリングコース(1周500mくらい?)
があり、サイクリングコースの内側には子ども向けの広場があります。
広場は、子どもの年齢にあわせて、幼児向けから小学校高学年まで遊
べるように4カ所あり、それぞれ
「地球の広場」、「月の広場」、「金星の広場」、「土星の広場」
と名前が付いています。
(私が勝手に付けた名前ではありません。本当です。^_^)
地球の広場の近くには、深さ30cmくらいの池があります。
この広場に毎週土曜になると、出没する女の子とその父親がいます。
女の子は広場の間を飛び回り、父親は日頃の肩こりをほぐすべく、柔軟
体操や太極拳に励んでいます。いうまでもなくコスモスとその娘です。
我が娘は今4才で、最近は自由に遊びたいらしく、私にそこに座って
いろと言って、一人で遊びに行ってしまう。
私に用があるのは、サイクリングコースの自転車を借りるとか、自動販
売機でジュースを買うとか、したい時だけだ。
先週はゴールデンウィーク中だったので、子供の日の日曜日に海浜公
園へ行った。いつもの通りサイクリングコースで自転車に乗り、ジュー
スを飲んだ後、一人で行ってしまいました。かなり暑い日でしたので、
私はいつもの体操はやめて、本を読んでました。
20分ぐらいして娘が戻ってくると、なんと素っ裸、裸足、濡れた服
を腕に抱えていた。唖然としたが、リュックから着替えを出して、娘に
着せた。顔や髪は濡れていないので、間違って池に落ちたのではなさそ
う。自分から池に入ったのだと判った。
その日はいつもの土曜日よりたくさんの人出で、娘はその中を池から
私の居るベンチまで素っ裸、裸足で歩いて戻ってきたのだ。人目を気に
する性格ではないが、暑かったとはいえ、濡れて寒いかったことがこた
えたようで、「帰ろう」とぐずる。
しかし靴がない。戻ってきた途中で脱いだか、池の近くにあるはずだ
と気づき、娘をおんぶして靴を探しに行った。いつも娘が通りそうなと
ころを歩いて池に行く、靴は見つかった。
でも濡れていた。脱がずにそのまま池に入ったに違いない!
近くにいた人が靴下が置いてあることも教えてくれた。
(娘が池に入るのを止めてくれなくてありがとう、と心の中で感謝した)
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この日の出来事は極端な例ですが、自由気ままに遊ぶ娘と、そのフォ
ローに追われるコスモスです。8月生まれ、いつも元気いっぱいなので
「ひまわり娘」。だた娘の行動は迷いがなく、見ていると気持ちがよい
のです。
むしろ私のほうが娘に「迷い」の素を教えてしまっているのだと気づか
される事がしばしばです。
子供のほうが大人より「真剣に一生懸命に生きている」と気づかされ
ます。結果にとらわれず、自分のしたいと思ったことを試してみる。
そんな生き方が本当に人間らしい生き方なのだと思います。
娘の行動を見ていて、「幼子のようにならなければ天国に入れない」
という言葉の意味が判った気がするこの頃です。