投稿者 タオリ 日時 2002 年 5 月 14 日 03:17:48:
大抵の先進国の住民はもちろん私も含め理想論を語りながらも何らかの形でこの青い惑星の腐蝕に加担しています。自分ではその巧妙な条件付けやシステムに気付いてないことが多く、それがまた自分だけはうぶで善良な市民などと僕らを勘違いさせている結果に陥っているかもしれません。なぜなら今日では社会進化論で言う生存競争は武器を持った戦いなどではなく、もっとずっと微妙な、しかしある意味では前と同じように無慈悲な、市場での虐待的な競争に姿を変えているからです。その非情なまでの競争によって国もそこに住んでいる人々も、全て顧客や消費者という役に押し込められ、貧しい者は無視できる要素として忘れ去られてしまう状況です。こうした状況に僕自身はどう実質的に関わってゆくのか?それに応えるため僕はメッセージを自らの内面へと贈ります。
私は無関心であることをストップしつつある。あらゆる危機の事実に献身的に関心を持ちつつある。私はシンプルなライフスタイルを実践しつつある。私は不潔なものやゴミや汚染物質を出さないでいつつある。私は身なりや家や職業や地位をひけらかすのをやめつつある。私は純粋に精神的な価値や文化的価値を表現しつつある。私は他の人も生きやすいような質素な生活で満足しつつある。私は過剰消費や過剰労働をやめつつある。私の政治観は主権国家よりも、
国や大陸を超えた惑星市民の地域グループが、繋がり集まった惑星共同体に道を譲りつつある。
私は文明を頭脳で欲求し理想し計画するのではなく、私は文明を生命で直観し意識し創造しつつある。私は競争の意識から調和の意識へと移行しつつある。私は貪欲と欠乏の意識から充足と献身の意識に移行しつつある。私は外的な権威への服従から内的な畏敬へと移行しつつある。私は分断する意識より生命をみる意識へと移行しつつある。私は機械的なシステムに条件付けられる意識から、生命の原則に根差した意識へと移行しつつある。
この青き惑星を創造できるのは今の今です。そして、この青き惑星や人類が宇宙と呼ぶものは決して無慈悲でもなく機械でもなく、人類以上に知性と慈愛を備えた生命である事を無理に信じるのではなく直に知ってほしいと僕は思っております。
*警告(この青き遊星のきらめく幼子達に告ぐ)
宇宙は人間がどう足掻こうとも何の立脚点もない、ただの無限を造り出すシステムであるなどと言う、論理や科学的権威を振りかざす者にどうか注意してください。彼らは巨大で不条理な宇宙の被害者として自己を意識する事で宇宙の完全なる人工システム化を徹底的に追求した、またはしているふるい人々であります。彼らは死ぬ事すらもできないふるい時の人々です。彼らはただ一つを除いて人類が求めるあらゆる理想を達成しています。しかしただ一つ生命の根だけは、彼らは受け継げなかったのです...。彼らにも感覚、情緒、知性、細胞などはあるのですが、イデアを直観し創造する意志だけは断ち切られています。だから彼らは過去しか知らない古い時の人なのです。彼らは私達生命の根をもつ人類を妬んでいます。創造的な場へと移行できる可能性を持った人類を、不死となった旧い種族が取り込もうとするのは、ある意味では幼き人類生命の宿命でもあります。でもこの誘惑を克服しなければ、決して光の父が用意した新しきカテゴリーへは移行できないでしょう。彼らは現代人が欲しがる生命を得た時の人であります。けれどイエスが説いた通り、生命を人工的に得る者は後に必ず本当の生命、つまり創造的に生きる意志を失うのです。なので生命を人工的に得る素晴らしさを誇示する指導者には、必ず注意してください。生命は無形の光の慈悲と許しがあって、始めて死亡し蘇生するのです。もしそれを無視して得ようとした場合、その人はきっと旧い時の人となるでしょう。
僕らはこの青き遊星で創造的に生きてゆかなくちゃね、だって他でもない僕らから創造的な光りの意志をもつ子孫が、広がり深まるのだから。それが1000年も経ったら何千、何万、いや何億にだって成ってるはず...、その人達の生き方をこのちっぽけな僕が宿命で受け継いでいるのだから、僕はただの儚くて醜い命なんかじゃないんだ。とっても重要な存在なんだ。だから一人だから何もできないだなんて嘆いてちゃダメだね。僕ひとりから始まるものが、時を経て非常に意味のあるものになってゆくのだからね...。