投稿者 コスモス 日時 2004 年 6 月 22 日 06:49:00:
回答先: Re: 自己紹介16(高汎性発達障害にあてはまる父親のボヤキ) 投稿者 あつし 日時 2004 年 6 月 20 日 12:09:27:
あつしさん、resありがとうございます。
特別、悩みというほどのことではないのです。
子どもが生長するにつれて、親もいろいろと考えることによって
まだまだ生長する余地があるな、と思いしらされています。
これからもよろしくおつきあい願います。
|> こんにちは。
|> コスモスさんにレスするのは初めてかもしれませんが
|> どうぞよろしく。
|> 娘様のことでお悩みのようですが、私は医者でもなく
|> カウンセラーでもないので直接に有益なアドバイスが
|> 出来ないのは残念です。
|> どのような状態なのかわかりませんが、私の子供だと
|> したら、多少のことはあっても、やはり皆と一緒に授
|> 業を受けさせたいですね。
|> これは「軽度の自閉症」のようなものでしょう?
|> 人間はウチヅラとソトヅラがあり、そとでは借りてき
|> た猫みたいにおとなしく振舞っていても、家に帰ると
|> トラみたいに横柄になるのもいます。それを性格とひ
|> と口に言い表してしまうのですが、実際には複雑です
|> よね。
|> また、なんとなく付き合いたくないとか、そういう人
|> もいると思います。そういうのは気分次第で大人でも
|> あります。
|> 同年代とうまく友人になれないのは興味の対象がかけ
|> 離れているとか性格的な問題、それに消極的で友人に
|> なるきっかけが掴めないようなケースが多いと思うの
|> です。
|> 最近の子供は危ないのがいますから、あまり安易に友
|> 人関係ができるのも、危険を招聘する結果になりかね
|> ませんね。もしかしたら娘様も鋭敏な感性をお持ちの
|> ようなので、そうした感触を学校で周囲に持っている
|> のかもしれません。
|> 学校はむしろそうした潜在的な危険度を全員に対して
|> チェックして、危険性のある子を重点的に管理すべき
|> ではないかと思うのです。(秘密裏にね。)
|> 私なんかは、そういうことより、自分の子がいじめや
|> 攻撃対象にならないような方策を講じることの方が重
|> 要な気がしますね。(子供は持っていませんが。)
|> 最近は子供の数も減ってきているので、学校も子供達
|> の性質や興味から、少人数のクラス作りや編成をする
|> のも良いのではないでしょうか。そうすれば先生方の
|> 目も各個人にゆき届きます。
|> 自閉症傾向に関しては、大人になっても友人が多い人
|> も居れば少ない人もいますので、友人が少ないから障
|> 害があると確定することは出来ないと思います。
|> エジソンの伝記を読むと、小学校の頃、人とかけ離れ
|> た感性や興味を持っていたため、ついに小学校をやめ
|> て母親が教育を教え込んだのだそうです。そして12
|> 歳で電車の新聞配達員になって・・というように、一
|> 般の子供とは異なる幼少期を過ごしたのですね。
|> ですから、社交性などをうんぬんするより、むしろ
|> 持って生まれた才能や能力を、いかに生かして社会に
|> 貢献させるのかを考慮すべきだと思います。その意味
|> では協調性とある程度の社会性も身に着けなければい
|> けないと思います。
|> コスモスさんの過去の記述を見ると、その娘様は人並
|> み外れた才能があるように見受けられますので、そう
|> した特性を生かしてゆくのが大事だと思います。
|> 友人次第では、せっかく育てた娘が暴走族にハマッテ
|> しまい、酒やタバコにふけり夜遊びの常習犯になると
|> か、ついには家庭を飛び出して同棲し未婚の母になる
|> とかしたら、目も当てられません。
|> ともあれ、友人が出来にくいのなら、同世代や近所に
|> いるクラスメートを家庭に呼んで、皆で仲良くするの
|> はどうでしょう。そうすれば、その子が友人になって
|> くれるかもしれませんし、うまくすれば家族ぐるみで
|> お付き合いできるでしょう。ついでに相手の性格も把
|> 握できます。
|> そこは湘南海岸が近いようですから、海岸でバーベキ
|> ュー料理パーティーなど開いて、近くの子とか家族を
|> 呼び、一緒に楽しめばいいんじゃないでしょうか。夏
|> を控えて、これからは戸外のレジャーがいいですね。
|> どうぞ、ご家族の平安とご健康をお祈りいたします。
|> あつし
|>
|> |> 私事ですが、この4月に小学校に入った娘が幼稚園の時に「高汎性
|> |> 発達障害」の傾向があると幼稚園の先生から伝えられた。
|> |> また妻はそのような園児とその親が集まる会を幼稚園で定期的に開
|> |> いているので参加しないかと誘われた。
|> |> 例によってその会に参加すべきかどうかで何回も私と妻で話しあっ
|> |> た。(娘が寝た後ですが)
|> |> 話し合いの結論は初めから決まっていた。誘われたのは母親なので
|> |> 、妻は参加すると決めていた。私に娘の「症状」を認識させようと
|> |> 幼稚園で聞いてきた話やその種の解説書を読んだ内容を話してくれ
|> |> た。
|> |> 娘の行動や性格は把握していたつもりなので、妻が言うように娘の
|> |> 言動が「・・障害」にあてはまるのかもしれないと答えた。
|> |> (反論しても話がこじれるだけので、しなかった)
|> |> ただし最後に自分の考えだけを話した。
|> |> 「人の個性にはいっぱい可能性があるのに、標準的な人のモデルを
|> |> 作って、子どもをそれと比較して外れたところがあると決めつける
|> |> のはおかしいのではないか?
|> |> 精神科の先生はそういう分析をするのが仕事だから、百歩譲って、
|> |> そのような分類をするだけならまだ理解できる」
|> |> しばらくすると、その会には精神科(児童心理学だったかもしれな
|> |> い)の先生がきて子どもにテストを受けさせるのだと妻から聞かさ
|> |> れた。
|> |> この時はさすがに文句を言った。
|> |> 「特定の子どもたちだけテストを受けるのは一種の差別だ。園児全
|> |> 員がテストを受けるべきだろう」
|> |> と言った。
|> |> その後、妻が読んだ本には「高汎性発達障害」と診断されたら、ふ
|> |> つう「自閉症スペクトラム」という「障害」と書かれていた。
|> |> その「症状」として、人とのかかわりあい方の質的障害とか説明さ
|> |> れていて項目だけしめすと、
|> |> ・人へのかかわり方が一方的
|> |> ・同年齢の子どもと相互的な友だち関係が持てない
|> |> ・場にふさわしい行動がとれない
|> |> ・年齢相応の「常識」が身についていない
|> |> ・自分の感情に気づけない/概念化できない
|> |> とか書いてあった。
|> |> 「おいおい、この症状は俺が子どもの頃にそっくりあてはまるよ」
|> |> と妻に言った。
|> |> (一部は今でもあてはまると思う)
|> |> 「・・・障害」だから何なんだ。人から「変わり者」と言われたこ
|> |> とは何度もあるがちゃんと生きてる。
|> |> 「つまらないことで心配するな」と言いたくなったが、決して言わ
|> |> なかった。
|> |> ただこの類の話題が出るたびに、
|> |> 「人の個性にはいっぱい可能性があるのに、標準的な人のモデルを
|> |> 作って、子どもをそのモデルと比較して外れたところがあると決め
|> |> つけるのはおかしい」
|> |> と言い続けた。
|> |> 結局、娘は年長の途中まで1年半くらい、その会に参加していた。
|> |> その間に妻から聞いた話を判断すると、その会の目的は
|> |> ・子どもが「・・・障害」と診断されて不安になった母親を安心
|> |> させるため
|> |> ・子どもとの接し方を母親に指導する
|> |> ということらしかった。
|> |> ただ実際の幼稚園では全く心配することはなかった。
|> |> 娘が年中から年長のクラスの時にお世話なった先生は子どもの個性
|> |> に応じて接していたと思った。
|> |> その先生が子どもたちと相手をする姿を見たのは、幼稚園での行事
|> |> の時と、一回だけ保育参観に行った時しかなかったが、先生と園児
|> |> という様子ではなく、子どもたちと一体化して活動しているという
|> |> 印象を受けた。
|> |> それだから、特定の子どもを「・・・障害」というふうに扱うのは
|> |> 理解できなかったが。。。
|> |> まあ卒園しだのだから、もういいか。
|> |> ただ小学校でも同じ様なことを先生から言われたらどうしようか、
|> |> 少し心配な今日この頃です。
|> |> この類の話に関係ない人には、どんなことか全くわからないでしょ
|> |> う。単に父親のボヤキです。
|> |> 最後まで読んでいただいてありがとうございます。