投稿者 スターダスト 日時 2004 年 7 月 03 日 23:52:15:
今、精神的に多忙です。肉体的にはヒマなんですがね。
そんなわけで、落ちついてこの会議室にも参加できませんし、
皆様のご投稿もほとんど拝見できていません。
ただ、一点だけ。コスモスさんの最近の一連のご投稿、
これだけは非常に気になりまして読ませていただきました。
コスモスさんのお書きになったことと趣旨がずれまくりでは
ありますが、どうしても書いておきたいのです。
私は、重い自閉症児の父であった時期があります。
その子には、もう、会えません。どこかで幸せに
暮らしていると嬉しいのですが、連絡手段がないので、
それすらわかりません。
そういうわけですので、自閉症についてはカナリ勉強しました。
また、アスペルガー症候群とのスペクトル的なツナガリの
中で様々な個性があり、単純に「自閉症」という単語では
扱い切れていない現状があるのだということも知っています。
もうかなり以前なのですが、私は、日経サイエンスにて
自閉症と公害との関連性をレポートした記事をみつけました。
有機水銀中毒の公害が不幸にも発生した地域にて疫学的に
かなり意味のある割合で自閉症児が多くいるらしいのです。
特に、有機水銀中毒症が認められる児童の中に想像を超える
割合で自閉症の症状が出ているということも知りました。
(何割か、というレベルですので、因果関係があるのでしょう)
小脳、中脳、大脳のそれぞれの発達に水銀は影響を及ぼして
いました。妊娠初期において高度な濃度の水銀の影響を受けた
胎児のうち少なくない割合で小脳の発達が未熟となりやすく
カラダの平行感覚をつかさどり運動との関連性をコントロール
する部分にも影響が出ている事の画像も見ました。
小児自閉症の療育の一方法において、小脳を鍛えるという項目
がありまして、なぜなのだろうかと不思議に思っていましたので
特に印象に残りました。毛布で作ったハンモックに我が子を載せて
夫婦二人で大汗をかきながら揺らしてあげて、、喜んで笑う我が子を
みて親達もまた嬉しかったものです。
そんなわけでリアルな体験と、その日経サイエンスの記事内容が
連動したので、かなり衝撃をうけたものです。そうだったのかと。
ここまでは小脳のお話しにインパクトがありすぎますが、
主題ではありません。水銀中毒と自閉症との因果関係の
一例証といいますか、トピックにすぎません。自閉症は、
世に言われているような単純な心の病気ではないことを示す
良い例題だと思ったのです。
水銀の、脳へのアタックがさまざまな有害な影響を与えている
のだということを示したかったのです。
さて、人間には、天与の重金属排出能力があります。
外部から肉体に取り入れてもそれを吐き出す装置が内臓されています。
ところが、この装置の性能には、個人差がかなりあるのです。
我々の住んでいる環境に水銀がなければこの体質の個人差は
目立ちませんし、問題になることはないことでしょう。
(弥生文明の昔から日本人は水銀を使っていました。赤い色を
出すためにです。問題になったのかどうかは不明です。たしか
古来日本では金と銀をよりわけるためにも水銀をつかったはず
ですが覚えていません。)
さて、この水銀なのですが、環境にはどんどん蓄積されてきつつ
あるのではないでしょうか。口から摂取する機会も増えているの
ではないでしょうか。環境保護推進運動家ならば資料を持って
いるかもしれないですね。有機水銀の高濃度な垂れ流しのような
事件はなくなったとはいえ、工業では使われていると思います。
実際、ある種の薬には微量ながら水銀が混入しているのではと
思われてなりません。
子供達は、水銀に囲まれているのですが、水銀排出能力に助けられて
無事に済んでいるのかもしれません。でも、体質的に、この能力が
少ない子供の場合には、、自閉症を発症するリスクがかなり高い、
と思われます。
実際、アメリカでは、自閉症を治す目的で、水銀を排出する薬を
使っての劇的な効能が証明されつつあるようです。
アメリカではかなりのノウハウがたまっているはずです。特殊な
薬剤が体内にて水銀をとりかこみ、まるごと外に出て行く、
そんな仕組みだったかと思います。
ひとたび自閉症になったこどもでも、水銀を追い出す事により
抑えられていた脳の発達が進み、自閉症が軽くなる、ほとんど
問題にならないくらい直ってしまう、そういった事例もあること
ことです。
日本ではこの薬剤は製造の許可がおりていないのでアメリカからの
輸入に頼っていたかと思います。保険が利きません。ひと月
数万円ぐらい掛かるとテレビで言っていました。
あぁ、この知識が、私の子供に適用できていたら、、と思います。
当時は、、、なにも知られていませんでした。
なお、水銀排出能力の個人差については遺伝するのかどうかは
まだ知られていないはずですが、私の予想では、充分に
ありうることです。
ちなみに私も、、幼い頃には、かなりヘンナ子でした。
おもちゃのバスを買い与えられた時に、普通の子供ならば
それを走らせて遊びます。(手で押したりしてブーブーとか
言いながら実際に町の中でバスが走っていることを模倣して
ゴッコ遊びするのでしょう。このゴッコ遊びはとても大事な
発達段階です。小さな女の子がママゴトしてたら、かなり
育ったと思って間違いないです。)
バスを買い与えられた私は、ゴッコ遊びなどしませんでした。
アグラをかいた私は組んだ足の中にバスをいれ、ひっくり
かえしてタイヤを上に屋根を下にし抱え込みます。
そして、タイヤを、、おもいきり手でハジクのです。
あるいは、連続してタイヤをひとつの方向に回転させます。
すると、そのバスは、ウィーンといった効果音を出すのです。
この効果音は、通常は、走らせるゴッコ遊びのなかで
臨場感をだすものです。幼い私には、この音を出す行為そのもの
が遊びでした。どのくらい長時間遊んでいるのかわかりませんが
親は、「このこ変だねぇ」と思ったらしいです。
そんな写真が残っています。
自閉症の子供を持って自閉症について勉強していたら、
そのような遊びは典型的な遊びであるというサンプルと
してのっていました。ひどくビックリしましたよ、実際。
ちょっとかわっている、という部分は小学校2年生くらい
までには収まっていました。
ただ、青年期になったころ、、、、
特殊な能力にめぐまれました。
スペースインベーダーというテレビゲームが
爆発的にはやったのですが、ワンコイン100円で
私はかるーく3時間くらい遊べたのです。
いわゆる裏技とかは使いません。正々堂々と。
トーチカの背後から自機を操作してミサイルで
敵であるスペースインベーダーを打ち落とすのですが、
そらに浮いている敵からも雨あられのようにミサイルが
ぼとぼと降ってくるんですね。私が気がついたのは、、
充分に自分を訓練すればこの敵のミサイルの振り方を
パターン化出来、その対応が可能になるといことです。
三時間もやっていると頭の芯が朦朧としてきて
やられちゃうのですが。
このほか、ヘッドオンとかいうゲームも永遠に遊べました。
ここで見られるのは、常同的な行動を行うことを好む
性質を私がまだ持ち合わせているということです。
その気になれば、、ですが。おんなじことをずーっと
続けられる、ヒトサマよりもタフな精神があるのです。
さいわいにして、ひとさま同様、あきっぽい性質もありますので
なんとかなっていますけれどね。
あきるからこそ、新しいことが出てくるので。
そんなことを思い出して、あぁ、私は、私の遺伝子を子孫に
伝えられないなァ、とかなり真剣に悩んだものです。
境界領域であったのだなぁと。そして、我が子は
その体質を受け継ぎながらも、現代の環境によって
より多くの金属を体内に取りこんだに違いないと。
でもね、水銀を追い出せるのなら話は別ですよね。
うーん。
書いていて取りとめも無くなってきました。
どうもですね、ひとつのことを書けないのですね。
すみません、頭の中は多次元につながっているのに
どうして時系列で順番に書く方法しかないのでしょうねぇ
(^^)
関連性を提示しにくいのですが。困った。
ではでは。