投稿者 コスモス 日時 2005 年 10 月 31 日 15:41:32:
今年のはじめごろから、娘が夜更かししてなかなか寝ないので、寝か
せつけるために、寝る前の「お話」をするようになった。
毎晩というわけではないのだが、週に2、3回、娘の隣に寝転がって、
「お話」をすることになった。
大体、話の途中で娘が眠ってしまうため、次回はその続きを話すので
2、3回で1つの話が終わることになる。
それでも、もう20話くらい話しただろうか?
娘と同じ名前のおばあさんと「桃太郎」がででくる話である。
思いがけず20話も話すと、そのおばあさんさんが住んでいる世界が
だんだんと具体化してきてしまった。
そのおばあさんは、都から少し離れた地方の村におじいさんと二人で
住んでいて、隣家には「桃太郎」さんが両親(といってもおばあさん
とおじいさん)が住んでいる。
おばあさんは機織りが上手で、かなり複雑な模様で、きれいな織物を
織ることができる。
近くの村にくる行商の人からきれいな糸を買うこともあった。。。
また実は若かったのだが、ある理由でおばあさんに変わってしまった
とか、村の裏山には鬼が住んでいるが人間と仲良しなのだとか、
いろいろな話を思い出しながら話した。
最近、このようなエピソードを思い返してみて、いつの時代のことだ
ろうかと考えてみたが、機織り機を使っているし、桃太郎もでてくる
ので、どうやら室町時代後期の頃のようだ。
最近では毎晩、娘は寝る前に私に「何時に寝るの?」と聞き、「お話」
してとせがむのだが、うっかりするとこっちも眠ってしまうので、けっ
こう、しんどいお仕事になりつつある。
お話を考えるのではなく、ぶっつけ本番で、あくまでも「思い出す」
ことを心がけている。
それでも、このお話がいつまでつづくのだろうか?心配になってきた
今日この頃である。
バカな父親のボヤキを最後まで読んでいただいてありがとうございま
す。
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