近況報告（子どもに人の体のしくみを教える教科書）

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|> １週間前くらいだろうか、うちの子は３年生になって新しい教科書が |> 配られたので、私や妻に内容をよんで聞かせてくれた。 |> 教科書の中の１冊に |> 「人間って、ふしぎだな」新編　新しいほけん３・４　（東京書籍） |> という本があり、この本については |> 「３　おとなへのからだと心の変化」 |> というところを私に読んでくれた。 |> そして |> 「初経ってなんだろう」 |> 「精通ってなんだろう」 |> というところを子どもが読むのを聞いて、そのページを見たら、体の |> 違い（性差）を図解して、示している。 |> 今の教科書は３年、４年生くらいの子どもに、人の体のしくみをこん |> なふうに教えるのかと、もう少し工夫する余地はないのかと考えてし |> まった。 |> 「女の子」が成長して、女性の大人になる。 |> 「男の子」が成長して、男性の大人になる。 |> ということを、体の仕組み（メカニズム）で説明している。 |> 私がこどもの頃はこんな教科書はなかったが、家にあった百科事典の |> 「生命」の巻を読んでいたので、おそらく今の教科書より詳しいこと |> を知っていた。 |> でも自分の体について詳しい知識があれば子どもは健康に成長できる |> のだろうか？ |> どうも私の感覚では知識だけでは足りないと思う。 |> 体の仕組み（メカニズム）を知っただけで心が成長するわけではない |> だろう。 |> 「女の子の心」が成長して、女性の心になる。 |> 「男の子の心」が成長して、男性の心になる。 |> ということが考えられると思う。 |> 但し、いわゆる「女らしさ」、「男らしさ」などを教えようとは思っ |> ていない。 |> うまく言えないし、ことさら「性差」を強調するつもりもないのだけ |> れど、心の成長という観点で、子どもに伝えることを考えてゆきたい。 |>