投稿者 ? 日時 2007 年 1 月 30 日 23:06:00:
1月30日13時48分配信 読売新聞
【ジュネーブ=渡辺覚】国連環境計画(UNEP)は29日、世界各地で氷河の縮小が急激にペースを速めており、2000〜05年の間に観測された氷河融解のスピードは、1980年代の3倍に達したとする最新データを公表した。
欧州アルプスなど世界の9山脈、約30か所の氷河で行った調査結果によると、各地の氷河の厚さは、平均で年約60センチ減少。この氷が解け出すスピードは、90年代の1・6倍、80年代の3倍のペースに相当するという。また、05年に計測した氷河の厚さは、前年に比べて各地の平均で約62・5センチ縮小。04年は、同約72・5センチの氷が消失した。
調査を担当したのは、スイス・チューリヒに本部を置く研究機関「世界氷河モニタリングサービス」(WGMS)。UNEPや各国の支援を受け、各地で氷河の観測を続けている。
最終更新:1月30日13時48分
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