投稿者 H.K 日時 2007 年 4 月 24 日 19:41:14:
明けの明星から転生してきた偉人レイチェル・カーソン女史は海の生き物や木々、小鳥たちとい
う自然を理解して、後に農薬や化学物質が鳥や魚や動物、昆虫、そして最後には人間と地球を破
滅させることに気づいて20世紀の人類に警鐘をならした本「沈黙の春」を書いた人ですが、た
った一人で農薬メーカーや全米化学工業会、農務省と戦い、当時のJ・Fケネディー大統領を
も動かし、DDTその他の危険な農薬の危険性を知らせ、人間の無知と傲慢さを悟らせ、並みは
ずれた信念を持ってその使命をまっとうした、極めて稀なる魂です。
アダムスキー氏は当時の支配者たち、金持ち、サイレンスグループと戦いましたが、彼女も地球
人の無知と自然を破壊しても平気な人間たちと戦ったのです。
レイチェル・カーソン女史は最後の著書「センス・オブ・ワンダー」で次のように書いています。
◎子供たちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ちあふれています。
残念なことに、私たちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきも
のへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
もしも私が、すべての子供の成長を見守る善良な妖精に話しかける力を持っているとしたら、世
界中の子供に、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=自然の奥深さや不思議さに目
を見はる感性」を授けてほしいと頼むでしょう。
この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、私たちが自然という力の源泉から遠ざ
かること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるので
す。「センス・オブ・ワンダー」23P
「人間を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する感性をはぐくみ強めていくことは、どのような
意義があるのでしょうか。自然界を探険することは、貴重な子供時代をすごす愉快で楽しい方法
の一つにすぎないのでしょうか。それとも、もっと深い何かがあるのでしょうか。私はそのな
かに、永続的で意義深い何かがあると信じています。地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科
学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでし
ょう。たとえ生活のなかで苦しみや心配ごとに出会ったとしても、かならずや、内面的な満足感
と、生きていることへの新たな喜びへ通ずる小道を見つけ出すことができると信じます。
地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精
神力を保ち続けることができるでしょう。
鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美
と神秘がかくされています。自然がくり返すリフレイン夜の次に朝が来て、冬が去れば春にな
るという確かさのなかには、限りなく私たちを癒してくれる何かがあるのです。
「センス・オブ・ワンダー」50P〜51P
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