投稿者 ドライもん 日時 2000 年 9 月 26 日 04:08:05:
響き合う心と心。
こんな書き出しで始めると、テレパシーという言葉が
思い浮かんでくる。
しかし、ふさわしい言葉は「思いやり、信頼、友情」
排他的になったり怨んだりして、心と心が響き合う
ことはなさそうだ。
気持ちがつながると、外見なんてほとんど気にならない。
考え方や感じ方が違ったとしても、なにか共通するものを
お互いに感じている。
それが響き合う心。
◇
肉体とそれをコントロールする意識。
人間はこの2つの歯車で人生を歩んでいるようだ。
ここが現代科学との相違点。
物質と力ではなく、物質と意識。
少なくとも自分自身に対して素直な考え方だと思える。
肉体は土と水と空気から生まれる。
石や草花も同じように、土と水と空気から生まれる。
化学的にみて、人体と石や草花に根本的な違いはない。
自然界の物質は一時的に人間の意識の影響のもとで活動し、
そして再び大地へと帰り、新しい活動の中に吸収されてゆく。
人間が特別なものでないことに気づくとき、そして
自分が大自然の一部であると、はっきりと感じるとき、
人間は大自然の中に働く法則を発見するかもしれない。