投稿者 らむじ 日時 2000 年 12 月 12 日 23:40:02:
「私たちは、一つの段階を終えて次の段階に進んだら、前の段階での出来事をあまり思い出さないほうが良いのです。前の段階でのことをいつも思い出していたりすると、新しい段階でしっかりと学ぶことができなくなってしまうのです。私たちは、二人の主人に同時に仕えることはできません。」
これは金星へ転生したアダムスキ−の妻メリ−さんがアダムスキ−に述べた言葉です。
このことは現在を生きている私たちにも言えることです。しばしば私たちは過去に執着して、かって体験した様ざまな出来事を現在の自分の心の中にいつまでも係留しようとします。
ある人はリストラされてこの不況の中で次の仕事が見つからず、自殺に追い込まれたりします。もちろん仕事が見つからないのは、不況の影響が大であることは否めません。しかしその人の心の中に、例えばかって管理職であったころの栄光が忘れられず、そのプライドが新しい段階に進むことを阻害している場合があります。一からやり直す勇気と新しいことを学ぼうとする姿勢があれば悲劇は避けらるのです。
ある人は卒業しても学生時代の自由で楽しかった生活が忘れられず、定職に付かないでいつまでもフリ−タ−生活を続けたりします。しかし人間はいつまでも自分自身のためだけに生活を続けることはできません。なるほどフリ−タ−生活は大学時代同様、自由で気楽なものであるかも知れませんが、一方定職に付くことで習得出来る技術や能力を用いて社会に奉仕することの重要性を見落としてはなりません。「宇宙の意識」が人間に望むことは、その才能や学習して身に付けたことで他人に還元
(奉仕)出来るようになることだからです。
過去の様ざまなことにいつまでも執着したり、まだ現れていない未来に不安を感じたりすることは意味のないことです。なぜなら人間は現在のこの瞬間にしか、幸福とその存在を認識できないからです