投稿者 星は何でも知っている 日時 2001 年 2 月 12 日 09:27:01:
環境ホルモンT
現在では、化学物質による環境の汚染と被害が広まっています。
この環境ホルモンは、宇宙的な進化を目指す私達のライフワークに少なからず
好ましくない影響を及ぼします。
そこで環境ホルモンについて、ここで学んでゆきたいと思います。
まずホルモンとは、からだの中でつくられて標的器官・細胞に作用
する科学伝達物質の総称です。私たちの体では種々のホルモンが体
の特定の場所でつくられ、それぞれ重要な役割を果たしています。
一方、「環境ホルモン」とは外因性内分泌撹乱科学物質といい
ホルモンと環境ホルモンの共通点はどちらもホルモン作用をすることです
また、異なる点は、体の中で作られるか、それとも体の外で
つくられるかです。
農薬の使用によつて収穫量が増加し、また農作業の効率も上がり
作業の軽減もなされました。
しかしその陰で、有機塩素系農薬の環境中での残留と、被害が
発生しています。
はじめに環境ホルモンに起因すると考えられる影響が、野生生物に
現れてきたのです。
これが単に野生生物だけの問題ではなく、私たち人間にも影響
していることは、簡単に理解できることでしょう。
環境ホルモン物質が単に農薬に限らず、私たちの日常の生活と密接に
関わつています。
これにはフ゜ラスチックの容器から溶け出す物質、ダイオキシンのように
物の燃焼により発生する物資、洗剤の分解生成物などがあります。
現在までに、明らかにこれらの物質に起因すると考えられる現象
は、鳥、ワニ、魚などの野生生物について確認されています。
かといつて、いわゆる環境ホルモンと呼ばれる物質にも、その作用
や影響を示す濃度は色々です。明らかにその影響が確認されて
いる物質と、未確認ながら疑わしい物質があります、科学的な
データの収集と科学的な対策を急ぐ必要があります。
科学的評価がなされるまでの間にも、環境ホルモンの影響は私たち
へ危険を及ぼし続けます。
自身をこの環境ホルモンの悪影響から守ることを、まずすべきです。