投稿者 らむじ 日時 2001 年 4 月 06 日 22:29:53:
大リ−グの野茂英雄投手(レッドソックス)が
今シ−ズンの初登板でノ−ヒットノ−ランを
達成しました。彼自身二度目の快挙です。
長い大リ−グの歴史のなかでも
233回(196人)しか記録されていません。
ましてナ・リ−グとア・リ−グの両方で
記録したのは野茂を含めてたった四人という
大記録です。
思い起こせば、彼がアメリカへ渡るとき
日本のマスコミはこぞって彼を非難しました。
きたない辞め方をしたとか、日本球界をうらぎったとか。
しかし彼はひと言も反論せず、自分の才能を信じて
一人渡米し、野茂旋風をそのトルネ−ド投法とともに
巻き起こしたわけですね。
しかしその後トレ−ドや、肘の手術などで
ここ二年間はよい成績を上げることが
出来ませんでした。
さらに今年はイチロ−や新庄の話題の
影に隠れて彼の名前が新聞の一面に出てくることは
なかったのです。
『野茂は死んでいなかった』アメリカの新聞は
二度目のノ−ヒッタ−になった彼をこう評しました。
自己の才能を信じ、我々の知らないところで
厳しい練習を繰り返してきたことでしょう。
日本人大リ−ガ−のパイオニアとしてのプライド、
そしてなにより不屈の闘志と信念。
そこに私は、別の観点から野茂英雄の
宇宙哲学の実践を見た気がします。