投稿者 松本 日時 2001 年 8 月 19 日 22:59:46:
回答先: カルマ? 投稿者 らむじ 日時 2001 年 7 月 16 日 01:14:07:
|> 先天的にハンディを持った肉体で生まれてきた人は、
|> 過去世に起因するカルマの精算のためにそのような
|>
肉体に転生してきた、という考え方が宗教家や思索家
|> あるいはアダムスキ−哲学の研究家の中にも多くあります。
|>
しかし私はその考え方に異論を持っています。
先天的ハンディの「全て」がカルマによるものと述べられているのではないと思います。
胎児になるために、両親から遺伝子を選ぶところは、カルマでしょうが、後で述べられているような原因で、胎児に影響を及ぼしても、結果として、ハンディだけが見えるだけだと思います。
|> 一人の人間が古い肉体を脱ぎ捨てて、出生直前の
|> 新生児に移行するとき、選ばれる両親は古い肉体で
|>
過ごしていた時の精神レベルと同質です。
|> 母体が創造主の意志に従って妊娠中健全な生活を送れば、
|>
転生してきた魂は自由な表現のできる完全な肉体を
|> 占有することができます。
|>
肉体的・精神的なハンディを持った新生児が生まれてくる
|> 原因の多くは両親に起因します。妊娠中のセックスはもちろん、
|>
母体に悪い影響を与える環境や食事、酒・タバコ等が
|> 胎児の健全な発育を阻害します。
カルマについては、神智学関係でよく述べられておりますが、シュタイナーによるカルマ草書(全五巻)は比較的わかりやすいと思います。
ベンジャミンクレーム「マイトレーヤの使命」にもかなりわかりやすい言葉で述べられています。
シュタイナーによると、「カルマの形成」は死の扉を通過したとき、高次の自分が生前を眼前にし、このときに「精算すべき」と強く感じる→次の生で精算するための状況を選ぶと述べています。
つまり、押付けられるのではなく、自分の中の真実、善性が、精算することを選ぶ、といったところでしょうか。
ベンジャミンクレームは、「先天異常はカルマによるものもあるが、胎児のときの事故によるものもある」と述べています。「どちらか」ではなく、「いずれも原因となりうる」です。