投稿者 星はなんでも知っている 日時 2002 年 2 月 23 日 05:24:34:
心をぬきにして、宇宙哲学を語ることは出来ない
と思います。
昨年の秋口に、椎茸の木を購入しました。
秋から年末にかけては、多くの椎茸が顔を出しては
成長をして行きました。
しかし近頃までは、一つとして顔をだしてはいません
でしたが、今日ふと見ますとかわいい顔をのぞかせて
いました、春を感じさせるできごとでした。
茸や野菜などの植物の類は、宇宙の英知が示した条件
によって、それらを表現している様に見えます。
一方、犬や猫はどうでしょうか！？
外から帰ると嬉しそうに、ワンワンと吠えたり、ニャ〜オン
と鳴きながら迎えてくれます。
ほめてやると、嬉しそうな顔をします。また悪いことをして
しかられると、落ちこんだり不機嫌になり、しっこをもらして
みたり、ソファーを爪でかきむしつて困らせたりもします。
しっと心や傲慢さを見せたり、茶目っ気を見せることも
あります。
人間をはじめ動物たちは、自ら移動する手段を持って
います。
このように観てみますと、どうやら心というものは変わり
ゆく環境に順応してゆくための重要な機能であり、実に
不確実な羅針盤ではないかと思われます。
わずかな過去の情報を拾い出し、現状とこれらを照合
し、組み立てる作業を絶え間なく続けているのが
まさに、心ではないでしょうか！？
この自然環境の変化に対処するべく備わった心の機能を
私達は人間をとりまく社会環境への対応にそのほとんど
を使つています。
食うに困るわけではないのに、ひたすら貯め込み人々
や自然界から、不必要に搾取を続け、他人よりまたは
他国より富んでいることに優越感をおぼえ、抑圧する。
これらは心の誤った使われかたに他ならないと言わざる
をえません。そのために色々な問題を引き起こしています。
本来の自然環境との共生のために、心を向けることこそ
必要ではないかと考えます。
ご清聴を感謝します。