投稿者 異邦人 日時 2006 年 12 月 23 日 23:05:52:
アダムスキー全集12巻のn60〜61の中に、アダムスキーの前世に対しての透視能力として、五百億年に遡って前世の透視ができることを述べています。この五百億年という時間の単位について、私たちはこの文章を読んだだけでははっきりと感覚的に理解できず、読み過ごしてしまいますが、たとえば経典の中では、釈迦入滅後に弥勒菩薩が生まれてくるのが、五十六億七千万年後とされていますが、アダムスキーが述べた五百億年前までの前世の透視ができるという時間の単位とは、その8倍以上の膨大な輪廻の時間の長さを顕しているのです。古代インドの時間の単位では、この五十六億七千万年を地球の成住壊空の1サイクルとして1劫という単位で顕すそうですが、経典の世界で言えば、アダムスキーは8劫前の前世を透視できるということになるのです。こうのような透視能力は、単なる超能力というレベルを超えて、過去の経典の世界で述べられている輪廻の時間の単位を透視できる人物であり、このよ
うな巨大な輪廻の透視能力を持つ人間は、まさに経典世界の人間が現実の社会の中に現れたようなものなのです。
またアダムスキーは、老子の生まれ変わりであるという説がありますが、この老子について、清浄法行経の中に、老子とは、釈迦の弟子である迦葉菩薩と言う方が中国に生まれ変わって、老子として道教を説き、中国に仏教が広まるための道を造った人とされています。またこの迦葉菩薩について調べてゆくと、涅槃経の中で釈迦と迦葉菩薩の対話の中で『有徳王と覚徳比丘』の前世の話として述べられています。
アダムスキーが仏教の経典世界と深い繋がりがあると言うことは、宇宙哲学の中で具体的な記述があるということではありませんが、アダムスキーの述べている些細な何気ない短い言葉の中に、実はどんでもないほどの生命の輪廻の世界が述べられているのであり、そのような巨大な輪廻の世界が私たち一人一人の内側の生命の中に一人一人に応じて個別的に内在してるということを伝えており、そのような巨大な輪廻の時間の世界は、同じように過去の経典世界の中にも同様に述べられているのです。そしてそのような経典が、日本の中には偉大な財産として残されているのですが、日本人のほとんどは、その真意に気づいていないのです。
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