投稿者 スターダスト 日時 2000 年 2 月 10 日 22:49:43:
あの表象たちは、
私には
荷が重い状態がつづいています。
印象を書きとめます。
アダムスキーは、すでに1930年代に
最初の重力に関する論文を発表しています。
ただし、この論文は私には入手不可能です。
年代があわないって?
そうだよね、FUSIGIでしょ?
アート出版のアダムスキー全集を読むかぎりでは
誤植がなければ、30年代ですね、
アダムスキーご本人がおっしゃっているのだから。
ロイヤルオーダーより古いかもしれない。
全集のなかで、重力に関するお話しを通読すると
アダムスキーが特に着目したのは
電気はプラスマイナスの2極
磁気はSNの2極
であるのに
重力は極が見当たらないということです。
そして、我々が地面に立ち
植物が天にむかって成長していく様を
例にして、説明に苦しみながらも
重力の2極性を述べています。
基本的に瑠璃さんが投稿なさったことと
相似だと思われます。
私にはわかりません。
地球正統派の物理学を学んだ私としては。
アダムスキーの語った2極の譬えを
注意深く読んでの印象ですが
原子や分子が、電気的にときどき
そうなる、
「分極」を意味しているとしか
思えませんでした。
水も分極します。
結合している酸素側と水素側とで
電子の分布密度と
陽子を含む核子の位置とのバランスが
ありますが、他からの影響で
バランスがくずれて
電子はプラスにひっぱられ
陽子はマイナスにひっぱられ
本来の位置から歪むからです。
重力も分極に起因するのでしょうか?
しかし、分極であるならば
必然的に双極子モーメントが発生し
とうのむかしに、それは
観測されてしまいます。
私は「分極」の概念を蜂起せざるを
えませんでした。
大成功をおさめている
量子色力学では
カラーという一種のチャージがありますが
これは
電気的磁気的なチャージとは独立したもので
3極あります。
これも不思議です。
アダムスキーは、究極的には
親和力はプラスとマイナスとで
成り立っていると言っているような、
そんな気がするからです。
ここまで書いていて
ふと、思いましたが
私は、工学的素質はないなぁということです。
興味の方向がちょっとズレテル。
時空の構造のほうがずっと知りたい。
極論言えば、フリーエナジーが
実用化できないとしても
死ぬまでには一度
時空の構造について知りたい。
話題がそれましたね。
重力は、一般相対性理論によれば
対称テンソルで記述され、これは
極がひとつしかないことを意味しています。
一方、電磁気は、反対称テンソルで記述され
極が二つあることになります。
電磁場と重力場は一つの実体のあらわれだと
硬く信じていたアインシュタインが
2つの場を統一する、統一場理論を作る過程で
ある種のゴールラインに到達したと
アインシュタイン自身が思った時期があります。
アインシュタインは、
反対称テンソルによる重力理論を構築し
それが必然的に電磁場の記述を含む、
そういう理論を作ったのです。
その時点でアインシュタインにとって
重力場は2極なのですよ。
ね?
その後、その理論は撤回されたようですが。
ひょっとしたら
アインシュタイン選集にものっていないかも
しれません。有識者に聞くしかありませんが。
さて、この事実をアダムスキーは知っていたでしょうか?
アダムスキー全集のなかで
アダムスキー自身が語っています。
アダムスキーが重力場の2極性を語ったとき
その場で、
アインシュタインについて触れ
その統一場理論に触れ
同じ考え方であったので
大層喜ばしい旨、語っているのです!
それが1930年代だということです。
ああ、私には誤植かどうかわかりません。
1950年代は私が誕生し
衛星スプートニクが空を飛び
やがてケネディー大統領が
月への到達を宣言する準備の期間です。
そして時代が過ぎていきました。
アポロが月に到着し
アームストロングが足跡をつけました。
私は、本屋で、雑誌
「UFOと宇宙」ないしは
「コズモ」
のどちらかを買いました。
時期によって名称が異なりますが
覚えていません。どの時期だったのか。
久保田八郎先生が編集長だった雑誌です。
「ムー」などありませんでした。
そんな雑誌が売れるかどうかわからない
時代でした。
その雑誌の、ある1ページに目がくぎ付けに
なりました。
アインシュタインによる、
「反対称テンソルによる統一場理論」
の解説記事が、1ページ、書いてあったのです。
そのページの裏は、
今でも忘れません、
古い時代の中国の漢詩がかいてあり
それを訳すと、どうみても
詩人がUFOにのった経験を
詩に残したのだとしか思えない、、
そんな記事でした。
その記事は、、林陽氏でした。
私は表側の統一場理論の解説を
死ぬほど読みました。
例え話しが書いてありました。
地球から月まで、ものを
運ぶと、それがどのように
2極の重力場で説明されるのか。
残念ながら、さっぱりわかりません。
当時、たぶん、一般相対論については
少年だった私ですが、一般啓蒙書の
レベルですが、理解していました。
(但し大学には行っていないと思います。)
一般相対論についてはイメージできるのに
簡単に日本語で説明してある
反対称テンソルの統一場理論については
例えばなしがわかりませんでした。
これっぽっちも。
ちゃんと、テンソル方程式も書いてある記事でした。
私はその雑誌をとっておきましたが
ある事情で紛失しました。
残念です。
今読んだら、どのような感想を持つのでしょう?
理解できなかったものですから
どのような内容であるのか
思い出せません。
しかし
似ているのです。
理解できないが
一瞬でわかるかもしれない
はがゆさが。
アダムスキーが重力場の2極について
例えばなしをするとき
そして
瑠璃さんが
たとえ話しをするとき
私はあの
反対称テンソルに対する
はがゆさを感じるのです。
タッチが似ているのです。
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少しずつお話する第一弾でした。