投稿者 スターダスト 日時 2000 年 5 月 21 日 22:32:39:
以下瑠璃さんによる記述です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
全く別の概念なので、比較する意味があるのだろうか?
1+1=2」は「数」という概念の説明であり、
「1+1=3」は生命や現象の「発生」の説明である。
つまり「1」「+」「=」の意味は2つの数式で
全く関係がないのだ。
「正比例」は「数」概念の数学の範疇であり、
「1+1=3」とは何ら関係がない。
それらが同時に成立するかどうかも
問えるものではない。
ドライもん様の発言「生命の呼吸」には、
「生命力+生命力=2つの生命力+新しい生命力 」
と書かれています。おっしゃることはわかります。
しかし、この数式は「1+1=2+1」という構造になっています。
ここが正比例との矛盾を引き起こしているようです。
数式を解釈してみると、
2つの力が組合わさると(1+1)、その2つの力と(=2)、さらに新たな力が生まれる(+1)。
左辺は原因を示していますが、右辺は現象を表していません。
「2+1」という式では依然として原因と結果が混在しています。
現象をただ見た時に、何が原因かはわからないので「3」と表記するべきです。
この数式は、
『結果「3」があるとき、
原因のひとつを「1」、もうひとつを「1」と仮定する。
それを1+1=3と記述すれば、
「+」や「=」は何を示すのか?』
というシンプルな科学的思考法を伝えています。
結果を「2+1」と記述したら、「何が原因か?」を既に知っていることになります。
論理的に解くためには「3」と記述する方が妥当だと考えます。
何が原因かはわかっていないのですから。
このように「1+1=3」はそれ自体で完結している「原因と結果の法則」そのものです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
まったくスッキリしていてシンプルです。
勉強になりました。