心霊主義について


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投稿者 瑠璃 日時 2000 年 5 月 27 日 12:46:24:

まず次のことを言っておきます。
スカリーの本には9の倍数システムが
「墜落した円盤、捕獲した円盤を測定した結果だ」
という意味で書かれていることを。
ただし、スカリーはわざとぼかして書いていることもあります。
おそらく当事者の生命を守るためでしょう。
この書き方のおかげで短絡的な肯定も否定もできない内容になっています。
そしてそれは最も科学的方法でもあるのです。

ものさしを10/9倍にする話は当たらずとも遠からずだと思います。
|>「9進法」に見える長さを測り出したとして
|>それになにか意味が出てくるときは
|>どんなときなのでしょうか?
「9進法」という言葉を使ったのがまずかったようです。
「9」という数字はどうでもいいんです。
別の文字に置き換えたって意味無いんです。

問題は零の概念です。
「零」の発見によって文明が飛躍的に発展したと言われますが、
私にはどうもそうは思えません。発達したのは制御不可能の技術だけではないでしょうか。これは既に皆さんが感じていることです。
結果から結果を導き出し、その精度を上げるのに零が一役買ったに過ぎません。

零は「何も無い」の抽象化です。
これを正確に理解し、数値計算に利用する分には問題はありません。
しかし、これを"当然"の如く受け止めていないでしょうか?
零概念を"常識"的に捉えてはいないでしょうか?
無を"平然と"認識していないでしょうか?

これら"当然"、"常識"、"平然と"というのは、
何の根拠もない言葉、表現に過ぎないのです。
「じゃあ、常識って何?」と聞くと「困った奴だ。」と答えるのです。
ここが地球文明の最大の欠点です。
本質を見ないで逃れる傾向があります。
地球文明は心霊主義文明の一面があるのです。
私はこの質問に真っ向から取り組む必要があると考えますが、皆様はどう考えますか?

このように零概念とは"常識"というものの数学的象徴化でもあります。
これが随分多くの弊害を生み出していると思うのです。

フリーエネルギーに「零点エネルギー」というのがあります。
内容に面白い発想を含んでおり、それは新たな可能性を示唆するものですが、
その文章を読むと考え方に納得ができないのです。
物事の考え方に奇異な感じを受けるのです。
科学は「〜ではないのか?」という純粋な推測・推理から成立しています。
しかし、それらの文章はその多くが、
「Xがあるならば、Yであるはずである。」
という書き方なのです。
反重力の主張者にはこの方法が多いことも事実でしょう。
これは先入観であり、客観性を欠いた思考です。
そうです。地球文明は思い込み文明なんです。

(130号17頁を読むこと)

以前にアポロ計画の宇宙飛行士であるブライアン・オレアリーの本を買いました。
その本のタイトルは「無の奇跡」というのです。
「無の奇跡」(原題:Miracle in the Void)
やはり奇異な感じがします。
自分がここに「いる」こと、
宇宙が「存在」していることこそ、
私には奇跡だと思えるのです。
著者はいろいろ新たな発想を述べています。
しかし、内容がタイトルに集約すると考えると、しっくりこないのです。
研究者は早く答えを知りたいが為に肯定・否定という判断をしやすく、
そのどちらであっても思い込むのです。
これが科学信仰という弊害です。
本物の未知なる問題に取り組むときの知恵が失われているようです。

では、次は心霊主義についてです。
私は幾度か「心霊主義とは無い物をつくりだす考えだ」と言いました。
これは実際に多くの話を聞いていると考えます。
「UFOはエーテルだ」とか「霊を見た」とかね。
こういうのは全て心霊主義です。
こんな話をされると私はその人の顔に霊を見ます。
「ああ、これが幽霊ってやつだな。」と。

仮に「霊」を認めたとして、
「では、霊とは何ですか?」と聞いたらどうでしょうか。
まず答えないと思います。
なぜなら「霊は霊である。」からです。
言い換えましょう。
なぜなら「常識は常識である。」からです。
もう、わかったと思います。
これは言葉だけの世界なんです。
言葉を置き換えても本質は何も変わっていません。
それを怒って主張する人もいるから手に負えない。
そんなに大声で「わからない」と叫ばれても・・・、
他人がどうこうできる事じゃないですものね。(笑)

自分がこうならないためには、
「わからなくてもいい」という認識を持つ必要があります。
つまり「わからなければいけない」という思い込みを壊すわけです。
わからなくても生きています。
その「存在」ということ、生命そのものが宇宙の贈り物であると感じます。

ここまで読むと解釈が変わるのではないでしょうか。
以前書いた事を書き戻します。

「地球の数学の概念は誤っている。」

異星人は地球人のことを地球人以上に知っていると伝えられています。
彼らは学問にも精通しているでしょう。
数学は、学問の中で最も進んでいて、多くの事象をモデル化できる理論です。
それを知っていて上のような表現をしたのだと考えます。

あなたは無を認識できますか?

認識できるのは、意識が「存在」しているからではありませんか?

この2つの質問で十分に言いたいことが表現できています。

私は故意に「9.1」体系に関係しないように書いてきました。
その意味は技巧的には解けません。
あなたはそこに何を感じますか?


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