投稿者 松本 日時 2000 年 12 月 09 日 22:51:35:
回答先: Re: yoshimiさんへ 投稿者 yoshimi 日時 2000 年 12 月 09 日 16:48:34:
|> 松本さんには、こころより感謝しています
|> 有り難うございます。
∇下記の議論はこれからも、進展していくと思われます。
意識の正体と生と死の問題とは、本質的に人類が知り
たいことでもあると感じます。
「超空間;ミチオ・カク」になぜソーンがフィジカル
レビューレターズ誌の編集長を説得し、自分たちの研究
がまじめな検討に値することを納得させたのかが記載さ
れていましたので、ご紹介します。
・ソーンはまじめな宇宙物理学者である。普通なら、
タイムマシンを疑いの目で見たり、あざ笑ったりしても
不思議ではないタイプのまじめな科学者だ。だが、ソーン
は奇妙な成り行きから、徐々にタイムマシンの探求に惹
かれていったのである。1985年の夏、カール・セーガン
からソーンのもとに新しい小説「コンタクト」の校正刷
りが送られてきた。宇宙空間ではじめて地球外生命と
接触するという画期的なできごとをめぐり、科学的、政
治的な問題を真剣に追及した作品であった。宇宙の生命
体について思索する科学者は、必ず光の障壁の問題に突
き当たる。アインシュタインの特殊相対性理論によれば、
宇宙空間を光速を超える速度で運動することは絶対に不
可能だ。とすると、従来の宇宙船に乗って遠い恒星まで
行こうとすれば何千年もかかってしまう。星間旅行その
ものが非現実的な話になってしまうのだ。セーガンは
この小説をできるだけ科学的に正確なものにしたいと思
っていた。このため、光の障壁を超える科学的にも認め
られる方法がないものかと、ソーンに問い合わせてきた
のである。
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そもそも正統的でない方法論を採用しているため、
必要なエネルギーが20世紀の科学技術の水準をはる
かに超えるものであっても、ソーンらはいっこうに意
に介さなかった。ソーンらにとって、未来の文明が実際
にタイムマシンを製作するかどうかは技術的な問題に
すぎない。タイムトラベルが科学的に実現可能かどうか
を証明することが問題なのであって、タイムトラベルの
経済性やタイムトラベルに必要な科学技術を論じるのが
目的ではないのだ。