投稿者 瑠璃/K 日時 2000 年 12 月 10 日 23:27:06:
回答先: Re: yoshimiさんへ 投稿者 yoshimi 日時 2000 年 12 月 09 日 17:47:58:
それはウェルズ原作の映画「タイムマシン」に代表されるような
人間を別時間へ運ぶ乗り物
という意味合いが強いと思います。
しかし、別の観点から見ることでも「タイムマシンって何なのか?」
と考えるきっかけになると思いますが、いかがでしょうか。
生物に備わっている最も強力な筋肉、
心臓は一種のタイムマシンであるという話があります。
単純に心臓が膨張収縮を繰り返しているとしますと、
膨張時には過去から未来へ、収縮時には未来から過去へと時間が流れている。
その繰り返し運動を鼓動・脈動と呼んでいます。
心臓は電気パルスに反応するただの筋肉ではないのでしょう。
未だ知られざる時間に関係した装置であり、
それ自体が独立した時間を持って動いていると考えると、
ネズミから象まで一生に同じ回数だけ脈を打つという理由がわかってくるような気がします。
またこれは私個人の考えになりますが、
人間も、その精神も、変化してゆくこの宇宙全てがタイムマシンである。
人間は時の中を生きるタイムマシンである。という話。
私達は過去のことを想い出すことができます。
それに遠い未来を描き出すこともできます。
明日の朝、陽が昇るところを想像できますか?
今までがそうだったから、という習慣的なものではなく、
純粋に思い浮かべることができると思うのです。
この未来を思い描く力。
最も高性能な想像(創造)力というタイムマシンが内に秘められていると考えます。
想像するものは全て実現できます。機械的なタイムマシンでさえも。
「未来からタイムマシンが来た」という記録が今までに無いからといって、
今後も実現できないと考える必要はありません。
「できるまではできない」し、「わかるまでわからない」からです。
ならば「できるまでやる」までのこと。
そのために想像力があるのだと思います。
時間さえままならない。
そんな今、いったい何をすればいいのか、したいのか。
ことに「今」が重要だと私は思っています。