投稿者 松本 日時 2002 年 10 月 13 日 16:40:02:
回答先: Re: プルトニウム 投稿者 スターダスト 日時 2002 年 10 月 10 日 20:13:49:
|> その一方において重水炉は共産圏でその脆弱性
|> を発揮し、つぶれていきました。。。。。
|> ミークス(中性子反応炉)は何者かによって
|> 発明者が拉致されましたし
∇中性子反応炉については、特許が申請されている
ようですね。(下記のH/P参照)
商産業省の原子力関係業務の実施状況
http://aec.jst.go.jp/jicst/NC/geppou/V01/N04/19560825V01N04.html
通商産業省の原子力関係業務の実施状況(その2)
http://aec.jst.go.jp/jicst/NC/geppou/V01/N05/19560921V01N05.html
∇揚水水力発電の説明もありましたので、参考まで。
「原子力発電で本当に私たちが知りたい120
の基礎知識、広瀬隆,藤田祐幸,2000年」によると
9.余剰の電気をどうしているか−揚水水力発電−
しかし、深夜電力の消費をいくら喚起しても、
原発を次々と増設するためには限界がある。
そこで、電力業界が自ら計画的に大量の深夜余剰
電力を消費するシステムを構築する必要に迫られる
ことになった。そのためにとられた方策が、巨大な
揚水水力発電所の建設である。
揚水水力は通常の水力発電と異なり、上流側のダム
だけではなく、発電所の下側にもダムを作って水を
溜めておき、深夜の余剰電力で下のダムの水を上の
ダムに汲み上げる施設である。この方式の効率は
公式には65パーセント程度であるとされている。
つまり、深夜に100万キロワットの電力を使って
水を汲み上げ、これをふたたび落として発電すると
65万キロワットの電力に転換することができ、
35万キロワットの電力を自動的に”消費”する
ことができる施設ということである。
もし揚水水力がフル稼働していれば、それだけで
全国の原発をすべて即停止しても夏のピークを乗り
切るだけの能力を持っている。
ところが、発電設備として2300万キロワット
もの発電能力を持ち、一般水力を凌ぐほどになって
いるにもかかわらず、年間稼働率は7パーセント
程度で、ほとんど電力生産に寄与していないのが
現実だ。
「原子力関連基本データ集成」
http://www.kisnet.or.jp/~hanyu/data.htm
「電源別発電原価の怪」
http://www4.justnet.ne.jp/~tasuzu/info2b.htm
「地球温暖化対策評価におけるCO2排出原単位の検討」
http://www.jyuri.co.jp/main_Frame/05_Thesis/pdf/052.pdf