投稿者 純 日時 2003 年 2 月 10 日 20:30:52:
回答先: kk 投稿者 jj 日時 2003 年 1 月 27 日 10:08:25:
jjさんは、お知り合いかどなたかが心臓停止を自覚した時に見たビジョンについて、それを死後の世界と解釈なさっていることで、それについての意見等を求めていらっしゃるのでしょうか?
肉体のどのような状態をもって死とするか、つまりいつ意識(魂)は移行するのかについて、正確なところは私はまだ研究中ですので分かりません。
意識と肉体を電気と機械に例えば、パソコンの電源をオフにしても、電気が抜けるまでに数秒かかるようで、真空管などもそうかと思います。それはたとえ数秒であっても、例えば交通事故で車に衝突する瞬間が非常にスローモーションで長く感じたという例が多いように、その数秒の間に一生の出来事のフラッシュパックを見たり、いわゆる臨死体験で言われるトンネルや轟音、光などのビジョンを見る可能性も、脳の研究で一部明らかになってはきています(例えば側頭葉を刺激すると過去の出来事のフラッシュバックが起こるなど)。しかし、解明されていないこともたくさんあります。
また、死の間際はマインドが静まりますので、自分が生まれ変わる場所を遠隔透視で見ることができるかもしれません。それがもし他の惑星で、例えば金星がそうだと言われるようなドームで覆われた都市であれば、太陽が見えなくても明るいかもしれません。また、遠隔透視が正確ではない可能性、つまり自分で脚色してしまう可能性も指摘されています。つまり視覚で見た映像をそのまま脳で見ているのではなく、意識の目で感じているからです。
太古の昔からの人間などの想念は、エネルギーとして残っているという見方もあり、それらが親和の法則によって、似たもの同士が集合しているとすれば、層をなして、あたかも高級霊、低級霊界のように感じる人もいるかもしれません。
または、自分の肉体を構成している細胞が、太古の昔からの地球の出来事の記憶を持っているとすれば、静まったマインドでそれを映像としてみる事もできるかもしれません。
アダムスキー氏は、人間の魂は瞬時で新しい肉体へ移行し、霊界や異次元などの中間世は存在しないと説いていますが、多くの人が「霊界を見た」という経験(現象)そのものをただの嘘や妄想、幻覚と決め付けているわけではありません。
私自身は霊界、異次元を否定できる個人的確証を持ちませんが、人間の想念や細胞の働きを学ぶにつれ(つまり自然を観察するにつれ)、霊界や臨死体験について、それを信じる前に、その認識のからくりを理解すべきではないかという気持ちが強くなってきています。