人体の驚異"免疫"とウィルス


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投稿者 K・H 日時 2007 年 2 月 09 日 12:26:10:


あなたも風邪になかった経験があると思います。風邪のウィルスは200種類もあってワクチンも薬も効かないので、医者の薬や薬局で販売している薬は風邪の症状である咳や喉の痛み、発熱、鼻水などを緩和するだけであり、風邪のウィルスを撃退したり抑制したりする薬はまだないようです。
私も昨年と今年に風邪をひいてしまったため、ビタミンCで風邪を治らせました。ビタミンCを朝1000mg、昼1000mg、晩1000mgと3回の食事の時と寝る前に1000mg(1g)飲めば必ず回復の方向に向かい、風邪は治ります。部屋の空気が石油ストーブや石油ファンヒーターなどで乾燥している場合、喉や鼻の粘膜が乾燥してカゼのウィルスが活発になり活動しやすくなりますので、暖かいお湯または水をたっぷり飲んで十分に水分を補給して下さい。風邪をひいた時は、よけいに喉が乾きますので、そのつど水分をとって下さい。たんせき風邪の症状である、発熱、頭痛、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、痰、咳が出る場合は、静かな部屋で、何も心配せずにリラックスして安静にして休息をとることです。そして十分な「栄養」と「睡眠」をとれば体の免疫力は増して、風邪は医者の薬も飲まず、カゼ薬も飲まずに必ず治ります。私はいつもこの方法でカゼが治っています。
医者が出すカゼ薬と薬局で売っているカゼ薬や家庭配置薬のカゼ薬には、実は強い副作用があり、肝臓の細胞をいため、また薬を分解するために血液中のビタミンCを大量に消費してしまいます。またカゼ薬は効かないことが何回も飲んで体験でわかりました。一般の人はこのことをあまり知らないようです。ですから、カゼ薬は飲まない方が賢明です。そしてお金もかかりません。かかるのは、ビタミンC代くらいです。
ビタミンCは大型薬局やコンビニにカプセルの錠剤350mgで売っています。それから、ビタミンCは栄養素ですので薬のように副作用は全くありません。ビタミンCは風邪のウィルスを不活性化して、リンパ球をよ活性化して免疫力を高めます。そして細菌を殺す働きがあります。
2年前の中国や台湾やカナダその他の国で死者を出した新型肺炎のSARSや昨年や今年の鳥インフルエンザ「H5N1型」の事がこわいと友人の前の手紙に書かれておりましたので、多くの人々に恐怖を引き起こしているこの「ウィルスとは何か?」
ウィルスの研究は19世紀末から始まって20世紀に至っても、その姿があまりにも小さいために普通の光学顕微鏡では見ることができませんでした。1940年にドイツのルスカという人が電子顕微鏡を発明してウィルスを初めて見ることに成功したということです。そして地球の科学者たちは電子顕微鏡をもっと進歩させて、現在までウィルスを3600種類ほど見つけています。私もウィルスの数が3600種類もあるとはビックリしました。地球の科学者がウィルスというものを理解するのに一世紀の時間がかかったということです。
ウィルスの大きさは細菌よりも小さくて、小さいものは10万分の1ミリから大きいものは1万分の1ミリのものまであるようです。(ちなみに人間や全生物のDNAの大きさは50万分の1ということで、さらに小さく、きわめて微少な存在(設計図)です。)
ウィルスは細菌とは違って自分だけで増殖できません。それで人間や動物や昆虫や植物の細胞に侵入し、寄生して乗っ取り、その細胞の設計図であるDNAを利用してウィルスの遺伝子を転写して子孫を増やしていくという特殊な微生物なのです。ウィルスにはDNA型とRNA型の二種類のタイプがあるようです。しかし私たちの人体にはウィルスに対抗する「免疫」と呼ばれる機構が備わっているのです。私たちの細胞にはインターフェロンの遺伝子があり、ウィルスが感染したときインターフェロンをすばやく産み出し、ウィルス感染局所においてウィルスが隣の細胞に広がっていくのを抑えていくといわれます。
インターフェロンは直接、ウィルスを殺したり、細胞への感染を妨げることはないけれど、そのかわり、細胞を抗ウィルス状態にさせる働きがあり、ウィルスの転写や感染細胞の蛋白合成が抑えられ、その結果ウィルスの増殖や他の場所への放出がうまくいかなくなるということです。私たちの人体の免疫というシステムは驚異的なはたらきをしています。ウィルスが侵入してくると、この侵入者を常に警戒しているこの監視機構はアラームを発し、ウィルスの持つ抗原に対応するBリンパ球やTリンパ球を動員します。ウィルスは巨大な蛋白質のかたまり(分子)であり、その表面には無数の抗原のもととなるものが存在するということです。(抗原とは私たちの免疫系が異物として認識し、かつ特異的な免疫反応を引き起こさせる物質のことを意味し、抗原として認識されるには、分子量としてある程度の大きさ、たとえば一万の一くらいが必要であるとのことです。)
リンパ球の一種であるB細胞(Bリンパ球)は「抗体」というY字型の蛋白質をつくり出します。抗原と抗体の関係は、よく「カギ」と「カギ穴」の関係にたとえられ、一つのB細胞からつくられる抗体は一種類の抗体としか結合できません。ですから、たとえば「はしか」の原因となるウィルスと結合する抗体は原則としてそれ以外のどんな異物とも結合
することはできないとのことです。はしかウィルスとその他の異物では表面に現れている抗原の形が少しずつ微妙に違っているからです。したがって、体内に侵入してくる無数の種類の異物に対して、それぞれ違った抗体をB細胞がつくるというわけです。
ある一種類の抗原に対する抗体をつくるB細胞の集団を科学者は「クローン」と呼んでいますが、私たちの人体の中には、なんと100万種類以上のB細胞のクローンが存在し、どんな異物が侵入してきても対応できるように身構えているのです。そしてある異物が侵入すると、その異物と専門的に対応するクローンのB細胞が急激に増殖して抗体をつくります。別の異物が侵入すると、こんどはそれに対応するクローンのB細胞が活躍するという具合です。
地球の科学者の研究で、なぜB細胞が100万種類を超える多様性を持っているかが90年代にわかってきました。B細胞があらゆる異物と対応できるということは、いいかえればB細胞がつくる抗体のY字のふたまたの先端部分の蛋白質の構造が100万種類を超える多様性を持っていることを意味します。蛋白質は人体の設計図、遺伝子のDNAからつくられますが、人間は100万種類もの遺伝子を持っていないため、B細胞は、いくつかの遺伝子の断片を組み合わせて新しい遺伝子をつくるという巧妙な方法を用いて無数の異物に対応しているというわけです。
B細胞の特徴としてあげられることは、このB細胞は異物の侵入を記憶するということです。ある異物が侵入してきたとき、その異物に対応するクローンのB細胞が急激に分裂して増殖し、一部は大量に抗体を合成して分泌する細胞になりますが、一部はそのまま体内に残って長い間生き続ける細胞になります。この細胞が「記憶細胞」と呼ばれ、時間をおいて再び同じ異物が侵入してきたときには急速に分裂して抗体をつくり出し、すばやくその異物を排除してしまいます。「はしか」などに一度かかると普通は二度とかかることがないのは、一度目の感染の時につくられた記憶細胞が人体の中に残っていて、二度目以降にはすばやく大量の抗体をつくるからとのことです。
毒性を弱めたウィルスなどの病原体を接種して発病を予防するワクチンは、この性質を利用したものです。ワクチンによって、その病原体と対応するB細胞を刺激して「記憶細胞」をつくっておけば、後でその病原体の本物が侵入してきても、症状がでないうちに撃退できるという方法です。
ウィルスを撃退するしくみには「抗体」のほかにリンパ球の一種であるナチュラルキラー細胞やキラーT細胞の活躍でやっつける方法があります。細菌やカビやマラリアになる原因の原虫などの独立した微生物の場合は、その微生物自体が攻撃の対象になりますが、細胞の中に侵入したウィルスの場合には、ウィルスに感染し冒された細胞が、まず攻撃の対象になります。そこで活躍するのがナチュラルキラー細胞やキラーT細胞です。ナチュラルキラー細胞はリンパ球の仲間ですが、T細胞・B細胞とも異なった性格をもっていて、全身の細胞を常にパトロールして、様子のおかしくなった細胞に穴を開けて破壊してしまいます。
一方のキラーT細胞は、ウィルスに感染され冒されてしまった細胞の表面に現れたウィルスの蛋白質を見つけ出し、ヘルパーT細胞からの攻撃指令である「リンフォカイン」という分子を受け取って、感染細胞に取り付いて穴を開け、破壊していきます。(このキラーT細胞は、感染細胞に接触すると強い細胞毒性のあるパーフォリンという蛋白の分子を放出し、感染細胞を殺すのです。)
さらに、ウィルスに冒された細胞や感染を察知したT細胞から「インターフェロン」という物質が分泌され、まだウィルスに感染していない近くの細胞にはたらいて、ウィルスの増殖を抑えます。ナチュラルキラー細胞やキラーT細胞に破壊された細胞から飛び出してきたウィルスは、抗体が待ち構えていて排除してしまいます。
免疫の反応は実際にはもっと深く、別の経過をたどって完結するようです。まずウィルス抗原は最初にマクロファージという細胞に取り込まれます。マクロファージとはいろいろなものを食べる性質を持つ細胞(マクロファージとは大食漢の細胞という意味)のことであり白血球の仲間です。この細胞の中でウィルスの蛋白は細かく処理されて、断片となり、細胞表面に提示される。その際MHCと呼ばれる蛋白が手の役目をしてこの抗原を持つとのことです。
そしてT細胞(Tリンパ球)はT細胞受容体を介して、マクロファージ表面のこの断片と個人認識用の蛋白ともいえるMHCを同時に認識して反応する。
抗原提示の際に、マクロファージはIL-1というリンフォカイン(サイトカイン)を出し、ヘルパーT細を活性化する。IL-1と活性化したヘルパーT細胞から産生されるIL-2は、キラ
ーT細胞やサプレッサーT細胞などを活性化する。さらにIL-1、IL-2、インターフェロンγはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化するとのことです。(それから、数年前、突然流行した「新型肺炎」は風邪のウィルスの一種であるコロナウィルスが突然変異したものと考えられていますが、まだ詳しくはわかっていないようです。)
重要な事は、赤血球も白血球もマクロファージもリンパ球(B細胞やT細胞、ナチュラルキラー細胞)も基は骨髄幹細胞という一つの細胞から分化してできた細胞たちであるということです。そして全身の細胞は皆、アダムスキー氏が述べたように無言のテレパシーで互いに連絡し会って、コミュニケーションをとっているということであり、各細胞には役割があり、それぞれの細胞がその使命を果たしているということです。私たちの体における「免疫」のシステムは人体の驚異の一つと言えます。
創造主がつくった人体という無数の細胞で構成された私たちの各細胞の役割には脱帽してしまいます。全身に酸素と栄養を送り続ける心臓と血液、呼吸という大切なはたらきをする肺、食べ物を消化する胃、そして栄養物を吸収する腸のはたらき、考えるときに必要な140億個もの神経細胞のはたらき、その他の器官の細胞たち。
金星人や土星人たちは人体の驚異を、はるか大昔に理解して、子供たちに細胞の持つ英知と役割を教えて「生命の科学」を実行しているということです。
地球人の大多数はこのことをほとんど知りません。
あなたのウィルスについての理解に少しでもお役に立てたら幸いです。
人間の免疫でリンパ球はストレス弱く、恐怖とか心配や怒りとか強烈なストレスを受けるとリンパ球(B細胞、T細胞、NK細胞)が死んでしまうことが最近の科学でわかったことです。
この世界では生きるために仕事をして働かなければなりませんが、あまり無理をしないで、ときどき休息をとり、くつろぐ時間を見つけてください。
そして "無限の英知" や "創造主" と人間の関係や万物が "神" のあらわれであることなど、またブラザーズが常に私たちを見守っていることなど、ふと思い浮かべるのも「やすらぎ」につながると思います。
それでは…。



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