ダイナモ理論私説、など


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投稿者 瑠璃/佐々木和正 日時 2001 年 6 月 24 日 16:40:58:

(専門家に言わせれば、私の言うことには明らかに間違いがあるでしょう。
 書くのはダイナモ理論じゃなくて、それをざっと読んだ後の個人の考えだから。
 その理論を理解するのが必要じゃなくて、
 それを理解するための簡単なことが一般的にはまだ解明されていないと思うから。
 それに、、全てを実験してはいないので、どうなんかなぁ、て気分。
 より説明にふさわしい人は多くいるのですよ。)

前にも書きましたけど、
銀河の回転は中心が早く、中心より遠い程遅くなるという話があります。
似たような事でしょうね。

検索したところ簡単なイメージ図がありました。
http://www.gunma-inpaku.com/museum/dic/00d/dynam01-j.html
http://www.gunma-inpaku.com/museum/dic/00d/diffe01-j.html

棒磁石のNSが縦になるように置いてください。
次に磁力線を描いてください。
磁極NSを結ぶ線分を中心軸にして磁石を回転させます。
赤道方向には近くにコイル(ドーナツ形)を置きます。
コイルの軸は磁石に対して直角です。
発電するでしょうか?

コイル導線の両端に電圧は発生しません。
これはコイル全体に対して、
時間平均すると磁束密度が変化していないと言えるからです。

しかし、磁力線は磁石と共に回転するので、
磁力線が導線を横切ります。
つまり部分的には電圧が発生しています。
(積分電圧=0、微分電圧≠0となる部分有り)

相対的に磁場が運動すれば、そこには発電現象が起こります。

では逆はどうでしょう?
周囲の磁場を回転させれば、中心に置いた導体に発電するでしょうか?
もしくは回るでしょうか?
交流電力計や電磁誘導、渦電流などに関係します。

鉄でできた円板があります。
その上に棒磁石があります。
円板の中心と磁石の磁極軸は一致しています。
磁石を回転させると鉄円板は回るでしょうか?

強磁性体の鉄は磁力線を保持しようとしますから、
鉄円板は磁力線を追いかけて回ります。
時間を分解してみると、
 1。磁石が回る
 2。磁力線が追随する
 3。鉄円板が追随する
という時間順序があります。

磁力線にはバネのような弾力(応力、張力)があることに留意。
この実験で回転中に時間を止め、磁力線を可視化してみましょう。
すると、磁石から出た磁力線はまっすぐ鉄円板に伸びているのではなく、
ねじれていることがわかります。

つまり、磁石が運動するとき、
磁力線の運動は時間的に遅れています。

これと磁力線の弾力を考え合わせると、
「磁力線が導線を横切ると発電する」ことについて
直感的なイメージが湧いてくると思います。
電気とは磁気の時間遅延による副産物であるという考えです。

差動回転、または微分回転(Differential Rotation)とは、
太陽や惑星の磁力線が磁極同士を直線で結んでいるのではないということ。
ダイナモ理論とは、(私の意見として)意味を拡張をすれば、
  「星々の場は干渉し合い、互いに発電しながら、互いに回し合っている」
  「太陽系全体は発電機であり、モータである」
  と言っているに過ぎない。
  これは太陽系の上位階層の宇宙にも当てはまると思われる。

問題。

1。二番目の実験では円板の素材を鉄(導電性磁性体)にしましたが、
  銅にするとどんな現象が起きる?

2。太陽の黒点では磁力線はどうなっている?
  関係あるかも〜参照「円盤は惑星と同じ原理で作られている」(アダムスキー全集)

3。太陽の何が、どのようにして惑星を公転させているのか?

4。互いに発電し、回すのならば、
  そのエネルギーはどこから来る?

問題の4ですが、
発電機、もしくは電動機は「力学的エネルギー ←→ 電気エネルギー」
の変換器にしかなっていません。現在では。
これでは
「回るには電気がどこからか入力されなければならない」
「発電するには回らなければならない」
という考えしか出てきません。
星が回るのも、どこかに強力な発電所があるはずだ、
というあやふやな説明しかできず、
いつまで経っても、何かが引っかかり、腑に落ちないことになる。

ところがどっこい。
宇宙はそんなに複雑じゃないし、残酷でもない。

フリーエネルギーや宇宙の自転公転などは
発想を逆にすれば簡単に理解できる。
「回転を止めると発電しない」
「発電しながら回るものがある」

(↑おそらくこれがわかりにくいのでしょう>スターダストさん)

例えば水島さんのモータである。
あれが電力増幅(出力/入力>1)するものならば、
磁石回転子の回転力を取り出そうとするとおそらく増幅も止まるだろう。
(惑星に歯車をつけると自転が止まるの意。)
氏も回転子が回ることは述べているが、その先は何も言っていない。
回転子はただ回るだけということだ。
詳細は特許情報を読めばわかる。

ところがこのモータ、構造から推察するに、
きっかけとなる電気エネルギーを与えないと回らないし、増幅もしないようだ。
外部に電源を必要とするのである。
しかしながら、エネルギー問題を解決するには十分である。

私が各種フリーエネルギー装置と一線を画していると感じているもの。
それが磁気モータである。
なぜか?
それは外部入力がなく、自己完結型だからであろう。
1+1=3を満足する形と言える。

磁気モータの話はいくらでもできる。だからここでやめておく。
言葉にして伝えられない部分があるからだ。
例えばバーグがなぜ「磁気モータ」。
Motor=回るもの、と名付けたのか?
そんな微妙なニュアンスなどがそうだ。

こういったフィーリングは以外と脆く、
簡単に壊されてしまうこともある。
特に外からの力によって。

宇宙に魅了された人にもまた、情報を語る人が少なくない。
そんな人が同じ夢を持っている人を嘲笑していることもある。
情報に喰われてはだめだ。

どうして宇宙に惹かれるのか、どんなとこが好きなのか。
そういったことを話す事が足がかりになると思う。


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