投稿者 瑠璃/佐々木和正 日時 2001 年 9 月 22 日 22:53:39:
円盤は地表から母船の間を往復する移動機械として使われている。
地表から飛び立ち、母船がある高度まで上昇し、
母船のエアロックを通って、離着船場までを行き来する。
ここから円盤には何らかの自動装置があると考えられる。
車を駐車場に入れるにはオペレータ(運転手)が要る。
オペレータは周囲の状況を把握し、車体の速度・向き等を操作しているのだ。
今はまだ半自動である。
アクセルやギア状態を監視しエンジンを制御するのはECU:エンジンコントロールユニットが行っている。他にも自動化されている部分がある。
今ではこのような事を全自動にする研究が進められている。
ITSである。
GPSにより車の位置や向きの情報を取得し、それによって制御しようというものだ。
私も実験場に入ったときその一部を見た。
車の位置が数十センチ、向きや速度も検出できている。
さらに高精度のモードに切り替えれば数センチ単位の情報を得られるというのだ。
それらの情報を制御装置に戻せば数センチ単位で車体を制御でき、
手放しで狭い路地を抜けることもできるという。
円盤にも同様に飛行機でいう高度計や、船体の傾きを検出する装置などがあると思われる。
しかし、それよりも重要な検出装置があると考えられる。
と言うのも、円盤や母船はフォースフィールドで包まれている、という記述があるからだ。
惑星、円盤、母船はそれぞれが独自のフォースフィールドを持っている。
その相互作用で移動するのだろう。
円盤が母船に向かうとき、どの時点で母船のフィールドに入ったとわかるのだろう?
わからなければ、母船内部の壁にぶつかってしまうだろう。
駐車場で車をぶつけることもあるのだから。
円盤には周囲の電磁場の状態を監視する装置があると思われる。
もし何も自動装置が無いとしたら、
円盤は訓練された凄腕のパイロットしか操縦できないことになる。
地球で製造するときはパイロットは必要だ。
誰でも扱えるような装置を組み込むまでは。
いや、そうなった後も必要とされる。熟練者のウデは何者にも代え難い。
これは以前ふとやってきた印象である。
それにしても、
円盤ひとつ造るにもあらゆる職種を必要とするのだ。