投稿者 コスモス 日時 2002 年 1 月 17 日 14:28:20:
同じく、Inside The Space Shipsを読んで気がついたことです。
以下の文は、ファーコンがフォースフィールドについて説明している
くだりです。
フォースフィールドは母船の外装(skin)を通過して宇宙空間に放射
されると述べています。
"The ship itself," Firkon explained, "is utilizing the power of nature-
'electromagnetic,' I think you call it- and has excess power at all times.
Some of this excess is dissipated through its skin out into space for
a certain distance, sometimes only a short way, although at times
its influence can extend for several miles outward.
This acts as a shield against any particles, or 'space debris,' as you
on Earth term it, repelling such things by this constantly radiating force."
壁(wall)を通ってと言わず、外装(skin)と述べています。また、skinと単数
なので、4層の壁の記述と矛盾無く、素直に解釈するならば、
「フォースフィールドは最外層の壁内部で発生し、外(宇宙空間)へ向けて
放射される」
と思われます。
蛇足ですが、'space debris' という言葉(宇宙の微小粒子状物質)は、人工衛星
が軌道上に長期間滞在する時代になって問題となり、現在の意味で、使われるよ
うになった言葉です。
Inside The Space Ships が出版された当時は、人工衛星は机上の議論であり、
宇宙関係の研究論文でしか、この言葉は使われていなかったはずです。
当時は文字通り「宇宙のゴミ」としか読みとられていなっかたのでしょう。。。