投稿者 スターダスト 日時 1999 年 4 月 06 日 11:16:07:
私は、みんなが目撃している現場に
ときどき居合わせますが、見る事が
できません。
「すんごくさびしいのねん」と
思ったり、
「近視ってやだな、乱視も混ざってるし」
とか
「かといって、機械苦手だから双眼鏡やカメラもなぁ」
とか。
「レベルの低い人は見れない事がアルカモ」
とか。
一番ショックだったのは高校生のころ
上野の東京文化会館(当時の東京本部月例会会場)
で、学生服を着た紅顔の美少年たるワタクシが
りっぱな紳士に肩をだかれ、指をさされながら
「ほら、あそこだよ」といわれて
それでも見れなかった時かなぁ。
イソップの「きつねとぶどう」の話ではないけれど
もともとあんまりスカウトシップみることそのものには
興味がなくて、ブラザースの生きかたにしか興味が
ないんだ、と、当時は思っていました。
神奈川のサイエンスパークでの質疑応答会で
やっぱりというかなんというか
集団目撃が発生して
「こりゃ見れないゾ」と思ったらあんのじょう
見れなかったので、がっくし。
「残念無念」と思っていました。
すると、時々、窓の方を見始めた
自分がいました。
「もっとマジメに久保田先生の話を
聞きなさい」とも思ったのですが
ときどきフイに首が窓の方を
向いてしまうのです。
そんなとき、発見しました。
順番に発生していく
そろばんのたまのような
真珠のネックレスのような
じゅずつなぎの雲。
最初、それは小さな
2個の雲の並びでした。
それが、一方向に、1個ずつ
同じ大きさの同じ形で
誕生していくのです
1個が完成すると
やや間をおいて
となりにまた小さなタネができて
それだけが成長して。
最後には7個ほどつらなって
とっても感動しました。
単なる光体ではなくて
あきらかに人為的な知性が作り出す
雲の芸術を拝見することになりました。
今まで、光体はなんどか目撃しましたが
ショーアップ的なものは初めてだったので
とってもよくて。
「君にもみせてあげるよ」
そう言われたような気がしたものです。
以前投稿した内容を
情感こめて再びアップしてみました。