投稿者 タオリ 日時 2002 年 6 月 11 日 23:47:19:
ずっと待っている。遠い昔の約束、永遠の胸に灯して。
いじめられたり何度も誘惑されたり、また説教されたりしながら、
信念は切なくも強く強く、魂の奥で今もくすぶっている。
だから僕は君を忘れないよ、どんな時も、どんな時も。
ある時は夢の中で何度も君は微笑んで僕を勇気づけてくれた。
また不安や疑いで胸が一杯になったとき、必ず最後には光で僕を包
んでくれたね。だから君を忘れないよ。今は少し遠くで僕を見守っ
てくれているけど、君の声微かだけど今もはっきり途切れず聞こえ
ている。段々段々、声がはっきり近くなるのがわかるよ。
君を探してた、この星に生をうけてからずっと。君を探してた。
その温かい手を握りしめるとき、僕は光に包まれる。
そして、その光の海から安らかに僕の知らない僕が蘇生する。
ニコっとおもわず君に微笑みながらね。そして君に僕はこう呟く。
僕はがむしゃらに自分を探したんだ。あの星で...。
でもやっぱり何にもなかった。愛しかなかった、
くやしいけど愛しかなかった。だからまた君に逢いたくなった、
もう一度、一緒に旅がしたくなった。
共に笑い、共に泣きたい。もう一度...
さあ、足が棒になるまで一緒に旅をしよう。
壊れた遺伝子を癒しに宇宙を駆け巡ろう...
そして、マンまるリンゴ顔の二人の赤ん坊を天から授かろっね。