投稿者 雨鈴 日時 2006 年 5 月 08 日 22:31:37:
紹介してくださった、統合失調症の1つの症例をもとに考察してみました。
神経組織に異常が起こったかのような体験が何故起こるのかを分析してみました。
まず最初に、そのような状況を作り出してみました。
■設定
「巨大な組織が自分をつけ狙っていて、家の中に盗聴器が仕掛けられている。
あなたはそれを確信する。」
という状況を設定して、俳優が演劇中の人物になりきるような感じで、
設定した状況に入り込むという方法を用いました。
ポイントは「不安感」を強く持つということでした。
■以下は、その状況に入り込んでからの心の状態です。
明らかに、自分の心が普通の状態から別の状態に変化した。
自分の心が盗聴されて、全ての考えが相手に筒抜けになっているように感じる。
誰かが家の近くに来て、自分を監視しているように感じる。
家の外で物音がすると、組織の人が自分に対して危害を加えるか、誘拐しようと
しているように感じる。恐ろしい。
自分にこれから何が起こるのかを考えると、胸が苦しくなり不安感が強くなる。
※例えば恐怖映画を見た後に、自分の背後に幽霊が出てくるような気がして、怖くて
トイレにも行けなくなる、というのに近いと思います。
ただ、この場合、感じ方がすごくリアルであるのが特徴です。
理性はしっかりしていて、物事をきちんと考えられる。
さっきまでは普通に生活していて、自分があえてそのような状況を作り出したのを
知っているので、盗聴器や組織が、現実ではないと分かっている。
分かっているにもかかわらず、盗聴されている感じがまったく弱まらない。
怖くなったので強制終了。
苦労しましたが、なんとか抜けました。(冷汗)
■まとめ
上記の体験は、一つの周波数帯(チャンネル)で行われたと思います。
チャンネルの入り口は「不安感」、キーワードは「盗聴」「組織」
理性的に考えることは出来るけれども、感性が置き換えられる。
※多分、催眠術と同じだと思います。
好きでない人を好きだと思わせたり、レモンをリンゴと思わせて食べさせたり。
感性が狂うので、理性で「あり得ないこと」と見抜いても、本当のことのように
思えてしまう。
■対処法
健全な生活が大事だと思います。「心の安定」でしょうか。
もし、組織に盗聴されているような妄想にはまったとしても、普通の人なら
一晩寝れば忘れてしまうと思います。
不安、恐怖、絶望などを入り口とする危険なチャンネルがいくつもあると思いますが、
事前にしっかりした知識を持っていれば、たとえチャンネルに入ったとしても、深みに
はまって痛い思いをすることも少なくなると思います。
■展望
統合失調症と名付けられている症状は、実際は心の健全な成長であると思います。
正しい知識を持つことによって、危険を避けることはできます。
想念のチャンネル(テレパシー)という考え方は、ユングがその重要性を強調した
「集合的無意識」に通じる考え方ですし、精神科の治療に際して実用的に包含する
ことは可能なのではないかと思います。
「人はなぜ、夢をもって恋をするのか?」という問いに対して、科学はまだ何も
証拠をつかんでいないのですから、実用重視で柔軟に考えて欲しいと思います。
ちなみに、わたしはチャネラーではありませんし、テレパシストでもありません。
GAPに所属したことはありませんし、会合に出席したこともありません。
偶然と言うことはあるかもしれませんが、会ったことのある人はいないと思います。
趣味でここの掲示板に書き込んでいるだけです。
そういうわけで、言いたい放題書いていますが、書きすぎでしたらご容赦願います。
批判だけでは無責任なので、一応対応策を書きました。
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