投稿者 Tatsuro 日時 2004 年 6 月 06 日 21:13:33:
回答先: 双子の例 投稿者 Vosne 日時 2004 年 6 月 06 日 12:45:46:
|> また、人は錯覚や幻覚を経験することがあり、それを
|> テレパシーと思いやすいのではないでしょうか。
|> 現在、人類が持っている知見の篩いにかければずいぶん
|> テレパシー現象と言えるものは少なくなると思います。
|> 何でもかんでも「テレパシー現象」と考えてしまうと、
|> 「UFO問題」がそうであるように混乱だけが残って
|> しまうように思えます。
「テレパシーみたい」な現象を分析することも面白いですよね。
そう、「それはテレパシーじゃなくて、、、、」とか、、、
できる限り、広く題材があったほうがいいと思うんです。
|> 「アナロジーの力,新曜社」より
|> (説明におけるアナロジー,他者の心)
|> ・私は、私の思考と感覚を直接的に意識することができる
|> から、私が心をもっていると知ることができる。
|> しかし、どうやって私とまったく同じように、あなたが
|> 思考や感覚をもっていると知ることができるのだろうか。
|> どうやって私の心以外に、心があると知ることができる
|> のだろうか。
|> 少なくともデヴィッド・ヒューム以来、多くの哲学者が
|> 他者の心の問題の解をアナロジー推論により見つけよう
|> としてきた。
|> ・アナロジー推論は他者を理解するのに、特に他者の
|> おかれた状況を感情的に評価する場合に強力で有用な
|> 方法である。
|> この評価は私たちが「共感」というところのものである。
|> ・シミュレーションと共感はあやしげな合理性への帰属も、
|> よくできた心理学の理論も必要としない。
|> 単にその人のおかれた状況に自分がおかれたことを想像し、
|> 実際の感情を引き出すだけでよい。
このアナロジー推論能力?というか、
他者の置かれた状況に自分を限りなく近づけさせる能力?
が非常に飛びぬけて発達し、それが驚異的なもの
だったとしたら、それは新たな能力といえるかも知れませんね。
テレパシーと呼ぶかどうかは別として。
|> ・テーブルの前に座って、左手をテーブルの下に隠す。
|> 友だちに右手で(あなたが見ている)テーブルを長短
|> をつけてたたき、それと同時に左手で、隠れて見えない
|> あなたの左手もたたくように頼む。
|> このとき決定的に重要なのは、あなたが彼の左手の動き
|> を見ないことで、見てしまうと台なしになる(必要なら
|> 段ボールの仕切やテーブルかけを使うこと)。
|> 一分ほどすると、たたかれる感覚がテーブルから生じて
|> いるように感じはじめる。
|> あなたの意識は、理論的にばかげていると十分に承知
|> しているのに、そう感じるのだ。
|> 二つの不規則な長短打の連続が偶然に一致するのは
|> 統計的にありえないために、脳はいまはテーブルが
|> あなたの体の一部であるという結論を出す。
|> この錯覚は非常に強いので、たまたまたたく役の者が
|> テーブルのほうを手よりも大きな振りで何回か
|> たたいてしまったとき、被験者は左手がありえないほど
|> 「長くなった」あるいは「伸びた」ように感じると
|> 叫んだ。
「錯覚」の一種ですかね。
これは、楽器演奏に使えるかも、、、