Re: 双子の例


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投稿者 れい 日時 2004 年 6 月 11 日 01:00:24:

回答先: 双子の例 投稿者 Vosne 日時 2004 年 6 月 06 日 12:45:46:

|> |> また、そこから気づいた事をピックアップして、新たに議題を
|> |> 起こすのもありだと思います。

|> ∇双子の例は、よくテレビなどで目にすることだと思
|> います。
|> 脳の性質や、遺伝子・環境の影響などに関する知識が
|> なければ、すぐにテレパシーが関係していると思って
|> しまうかも知れません。
|> また、偶然の一致という現象は条件さえそろえば非常
|> に起きやすいことであり、遺伝子がほとんど同じ人なら、
|> 同じ行動をしてもさほど不思議なことではないのかも
|> 知れません。
|> また、人は錯覚や幻覚を経験することがあり、それを
|> テレパシーと思いやすいのではないでしょうか。
|> 現在、人類が持っている知見の篩いにかければずいぶん
|> テレパシー現象と言えるものは少なくなると思います。
|> 何でもかんでも「テレパシー現象」と考えてしまうと、
|> 「UFO問題」がそうであるように混乱だけが残って
|> しまうように思えます。

|>
|> 「別冊日経サイエンス137」より
|> (脳と心のミステリー,「遺伝か環境か」論争を超えて)
|> ・遺伝と環境が人間の行動にどう影響を及ぼすかを探る
|> ため,別々に育てられた双生児についてずっと研究されて
|> きた。
|> この写真の2人は,中年になってから初めて出会い,双子
|> ということが判明した。
|> 不思議なことに,どちらも口ひげをはやし,職業は消防士
|> だった。

|>
|> 「アナロジーの力,新曜社」より
|> (説明におけるアナロジー,他者の心)
|> ・私は、私の思考と感覚を直接的に意識することができる
|> から、私が心をもっていると知ることができる。
|> しかし、どうやって私とまったく同じように、あなたが
|> 思考や感覚をもっていると知ることができるのだろうか。
|> どうやって私の心以外に、心があると知ることができる
|> のだろうか。
|> 少なくともデヴィッド・ヒューム以来、多くの哲学者が
|> 他者の心の問題の解をアナロジー推論により見つけよう
|> としてきた。

|> ・アナロジー推論は他者を理解するのに、特に他者の
|> おかれた状況を感情的に評価する場合に強力で有用な
|> 方法である。
|> この評価は私たちが「共感」というところのものである。

|> ・シミュレーションと共感はあやしげな合理性への帰属も、
|> よくできた心理学の理論も必要としない。
|> 単にその人のおかれた状況に自分がおかれたことを想像し、
|> 実際の感情を引き出すだけでよい。

|>
|> 「脳のなかの幽霊,角川書店」より
|> (幻を追う)
|> ・これまで話した実験は、患者の脳のなかで何が起こって
|> いるかを理解するのに役立ち、また患者の痛みを軽減する
|> ための手がかりにもなった。
|> しかしそこには、「あなたの体そのものが幻であり、脳が
|> まったくの便宜上、一時的に構築したものだ」という、
|> もっと深いメッセージもこめられている。

|> ・テーブルの前に座って、左手をテーブルの下に隠す。
|> 友だちに右手で(あなたが見ている)テーブルを長短
|> をつけてたたき、それと同時に左手で、隠れて見えない
|> あなたの左手もたたくように頼む。
|> このとき決定的に重要なのは、あなたが彼の左手の動き
|> を見ないことで、見てしまうと台なしになる(必要なら
|> 段ボールの仕切やテーブルかけを使うこと)。
|> 一分ほどすると、たたかれる感覚がテーブルから生じて
|> いるように感じはじめる。
|> あなたの意識は、理論的にばかげていると十分に承知
|> しているのに、そう感じるのだ。
|> 二つの不規則な長短打の連続が偶然に一致するのは
|> 統計的にありえないために、脳はいまはテーブルが
|> あなたの体の一部であるという結論を出す。
|> この錯覚は非常に強いので、たまたまたたく役の者が
|> テーブルのほうを手よりも大きな振りで何回か
|> たたいてしまったとき、被験者は左手がありえないほど
|> 「長くなった」あるいは「伸びた」ように感じると
|> 叫んだ。

|> ・子どもや配偶者に対して感じる共感や愛など、とらえ
|> どころのない心理現象を理解する手がかりになる可能性
|> もある。

|>
|> |> ネットの書き込みの危険性、、、はもうクリアしましたよね。
|> |> 常に気をつけないといけないことですが、、、

|> ∇他のホームページを見ると、いろいろ注意書きがあり、
|> 必要であれば管理者が警告をしている所もありますが、
|> ここのホームページはそれから比べると、書き込む人に
|> かなり自由にまかされているのではないでしょうか。
|> 時々、それが裏目に出ることもありますが、ネット上
|> の書き込みでは相手の顔(表情など)や声の調子などが
|> 見えません。
|> そのため、ずいぶんコミュニケ−ションをとることが
|> 難しいこともあり、あまり重要な問題や真剣な話は
|> 向かないのかも知れません。
|> 情報交換の場くらいに思っていた方が無難かも。
|> 勘違いされることも多いように見受けますし。
|> (このことから見るとテレパシーとは、結局、
|> 幻なのかも知れませんね)
|> しかし、それを承知で議論なりするのであれば、
|> よいのでしょうが、思想や主義主張の違いとなると、
|> 真剣になるのはしかたがないのかも知れません。

フェルト・センスもセンスなのよね。


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