投稿者 ikawa 日時 1999 年 1 月 08 日 10:23:17:
日本経済新聞、98年12月27日に興味深い記事が載った。
情報処理の世界にテレポテーション技術が導入されつつあるというのである。
まだ、実験段階であるが、21世紀には花開く技術となるようである。
量子力学が応用されているようである。
この量子テレポテーション技術の神髄は、アインシュタインでさえ『テレパシーだ』
と非難した奇妙な性質である。
理由は分からないが、確かに存在することが量子力学の実験で確認されているという。
開発、研究者の説明は以下の通りである。
入力光の情報をおもちゃのルービックキューブの全面がそろった状態に例えると、
送り手で情報を消すとはキューブを回して全面をバラバラにすること。
すると受け手に配っておいた特殊な光の対の片方が瞬時にそれと全く同じバラバラの
キューブになり、送られてきた回し方の情報によって全面がきれいにそろう。
この技術が物質や生命体の移動に実用化される時代が来るかもしれない。