投稿者 くませんせい 日時 1999 年 2 月 06 日 07:20:05:
回答先: 気に障ったらすみません・・・ 投稿者 Kirche 日時 1999 年 2 月 05 日 20:30:49:
誤解されたかもしれませんが、私が書きましたところの「完璧な人」というのは、Ｋｉｒｃｈｅさんが言われるように、悩み悲しむこともある普通の人々でした。よく本などに出てくるたぐいの「なんでも完璧で俗界の諸々のこととは超越した人」などではありません。私が書きましたところの「完璧な人」というのは、所謂「完璧な社会人」である人達でした。私が考える「社会人」というのは、当然人間社会に生きるしっかりした適応性があり、世の常識をわきまえて人を不快にさせずに他人の心情も考えながら行動でき、自分の仕事というものをプロとして出来る、（プロという言葉の中には生半可な努力では到達できないレベルの高さもプロ意識も含まれます）そんな人達です。彼らはその中で非常に高いものを持った人達でした。この世の中とりあえず、給料を貰って生きている人達は掃いて捨てるほどいますが、本当の「社会人」という人達はその中で千人に一人もいないのではないかと推測します。そう考えるのは医者の世界という特殊な世界だからかもしれませんが。私は眼科医ですが、それでさえも細分化されすぎており、かつ知識だけではなく外科系の場合、非常に多くの手術に対するskillも要求されます。手術においては特に今の何でも訴訟にしたがる社会では認められなければ覚えるチャンスさえ与えられません。眼科だけでもそのすべての分野にレベルにおいて６０点を取れる人は非常に少ないのが現状です。