投稿者 ikawa 日時 1997 年 11 月 20 日 08:58:30:
日経サイエンスに物を見ないで観る技術に関する記事があり、
面白い内容であったので、それに関して書き込みたいと思います。
最近の量子力学の世界の研究は驚くべき発展を遂げているようです。
素粒子の世界においては、ある素粒子を観察する場合、位置を観察しようとすると、
運動量が分からなくなるという。(その逆も真のようです。)
このような問題を解決するための技術が完成しつつあるようです。
それが物を見ないで物を観る技術です。
光子の粒子性と波動性(干渉)を利用した技術であるとのこと。
光子の影の部分(フォトン?)が物体に当たり、
光子の表の部分(光子自身)が物体に当たらない場合が、
物を見ないで観る現象の本質です。
まだ、その確率は75%ぐらいだそうですが、光子を螺旋状に無限回にまわせば、
限りなく100%に近くなるそうです。
この技術が完成した時、テレパシー、透視、テレポテーションといった現象の物理的解析ができるのかもしれない。
(なんせ、量子の世界では物体の消滅は日常茶飯事ですから...。)
すごい時代がやってきましたね。
いろいろ問題はあるが、地球の科学もすてたもんじゃないです。