投稿者 koniyama 日時 1999 年 8 月 27 日 16:33:06:
子どもの教育ということがでてましたが、
ちょっと考えてしまいました。
我が家については、
先日購入して5ヶ月目にして、
リビングの壁に蹴りをいれてへこませてくれました。
小5の兄貴分が、小1の弟と
取っ組み合いの遊びをしていて、
兄がとび蹴りをいれたところを弟が身をかわしたら
そのまま壁を直撃したということでした。
まるくきれいに、ぼこっとへこみました。
諸行無常、万物流転ということでしょう。
妻はかなりショックだったようです。
私の対処として、既に時おそしで、
あきれて、ひっぱたいたりはしませんでしたが、
秋の旅行は中止、
おまえたちの小遣いから毎月引き落としで弁償してもらう
ということにしました。
つまり脅かしてしまったのですが(なんとせこい親だ!?)
その時の説教ではまあシンとしてますが、
翌日はなんのそのです。無駄でした。
結局、業者に修理代を見積らせたのですが、
まだ購入したばかりなので、
サービスの範囲で直してくれることになり、
結局家族ともどもラッキーですんでしまいました。
ここでの教訓は、
ものを大切にしなさいということよりも、
我々は運がよかった??
運を大事にしようということになってしまいました。
教育ということに関しては、
とりわけ子どもは、
親が直接なんだかんだということよりも、
親の様子をそれとなく、見たり感じたりしながら
なにかしらの影響を受けているように思われます。
そちらの方が大きな力というか
将来にわたっての強制力があるようです。
これはけっこう恐いことです。
私も最初の子どもが生まれるまえには
胎教などの効果などいろいろな勉強をして、
いろいろと実践もしてみたのですが、
次の子はもうどうでもいいやとなってしまいました...
親の力で、すべてをコントロールなどできないようです。
教育法というより、むしろ教育的な態度ですが、
こちらの方が我々親にとっては重要と「断言」できます。
たとえば親が子どもにUFOとはあるんだぞ
とあたまで説明して納得させるよりも、
親が空でも見上げて、UFOでもとんでこないかなと
まじできょろきょろやるほうが、
現実のこととしてそのままインプットされるようです。
中学生くらいになると
また話しは違ってくるかもしれませんが。
もし神様という概念を教えたければ
天地森羅万象とやるよりも、
近くの神社などにいって、
柏手うってははーっと、
頭をさげることが大切だと思います。
そうすれば、なんだかわからないのだけれども
自分の親や先生よりもすごい力があるんだな
ということが感じでわかると思います。
また子どもに勉強して欲しければ、
塾に行かせるだけでなく、
親が自分で勉強すればよいし、
もの作りを教えたかったら、
親がなにかを熱中して作ればよいのです。
結局、とんびの家には鷹は生まれてきたりしないので
どこかで割り切ることが肝要でしょう。
いまの子どもをめぐる社会問題は、
自分を見直さないで、
いままでなんでも人任せにしてきたので、
そのつけがでてきているのでしょうか。
子どもが将来何を選択するかは別として、
いろいろな物事を選択する余地を
潜在意識のなかに残してやるように努力すると
必ずいい結果がでると思います。
これは、潜在意識へのインプットの理屈がわかっていれば
べつに何らかの手法をあれこれ考えなくても
できることでしょう。
私の妻はある学習塾で、点つけの手伝いをしていますが、
いくら勉強しても、ぜんぜんやる気のおきないだめな?子どもは、
やはりその子に問題があるのは当然なのですが、
根本原因として、親がまずだめであるケースが多いようです。
それに気づかずに、こどもに過大な欲求をすることから、
ますます悪循環になって、
子どもがやる気をなくしていくのではないでしょうか。
いずれにしても、わが家にもこれからいろいろな問題が
おこるんだろうなと思います。
お父さんとお母さんはやはりどこまでも大変ですね。