座間市のIPP発電所の建設中止について


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投稿者 コスモス 日時 1999 年 10 月 18 日 10:25:45:

コスモスです。

世の中にはよくわからない事があるものです。
神奈川県の話なので他県に在住の方にはあまり縁のないことですが。。

10月8日付けの朝刊各紙に品川白煉瓦が座間市に建設予定であった
IPP発電所の建設を断念するとの記事がありました。

 建設中止となった品川白煉瓦の火力発電所は、私が東京電力の
プレリリース等で調べたところ、
 ・燃料:都市ガス、
 ・発電方式:ガスタービン、
 ・東京電力との利用率契約:30%、
という発電所となっております。

 座間市での環境アセスメントでは窒素酸化物や騒音の環境対策
を要求され、建設コストが増え中止になったと書かれています。

 ところがほぼ同じ規模のIPP発電所が既に藤沢市にて今年の6月
から営業運転を開始しております。
 私が藤沢市のIPP発電所を運営する荏原製作所に問い合わせた
ところ、住民説明会を3回行い、窒素酸化物の排出濃度も環境基準
を充分に下回る設備であるとの回答をいただきました。
 
 私は座間市での環境アセスメントの経緯を全く知らないのですが、
ほぼ同じ発電形式、発電規模のIPP発電所が、藤沢市では全く問題
なく営業運転を開始し、その実績があるにも関わらず、新規の発電所
建設が座間市では環境対策を理由に中止になりました。

 工場の跡地を利用して小規模な発電所を作ることで、地域の新規
の土地開発の抑制ができ、長期的には電力の有効利用にも結びつく
と思われるのに、あまりに簡単に中止となったのは残念です。

 個々の企業及び地域の事情に違いがあるためでしょうが、なぜ神奈
川県と座間市は、藤沢市の荏原製作所のIPP発電設備を参考にして、
品川白煉瓦の発電所建設を支援できなかったのでしょうか?

 個人での調査には限度がありますので、座間市と藤沢市の違いを
調査して公表してもらえないか、と昨日、朝日新聞社と神奈川県に
Eメールで投書しました。

まあ、世の中にはこんな事もあるのだという話です。。



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