投稿者 星は何でも知っている 日時 2000 年 10 月 28 日 08:32:15:
回答先: 恩を仇で返すまじ 投稿者 星は何でも知っている 日時 2000 年 10 月 24 日 20:45:51:
昨日、多磨霊園にお参りさせて頂きました。
行きは夜行バスを利用しましたので、朝の
８時には現地に到着致しました。
入り口の立て看板を見ますと、９時より
１６時４５分までの間しか開かないとの
案内でした。
門前のお花屋さんで、花を買つていましたので
それを片手に持つて、時間が来るまであたりを
ぶらぶらしていました。
ふと空を見上げますと、まだ澄んだ空気のなかで
薄っすらと一面に広がる雲の一部だけが、不思議
な感じで、雲の色が変わつていました。
まるで低く広がつた雲のすぐ上に、母船がいて
そのシルェットでも見る様に。
そうこうしていると、一人の男性が私の方へ近づ
いてきました。
広島がら夜行バスで来たことや開園時間を知らなかった
ことなどを話しますと、その人は、「わたしが職員
さんに交渉してあげましょう」と言って事務所へ
と消えてゆきました。
まもなくすると、その人が戻ってこられました。
「少し早いですが開けてもらえるそうですので」
との返事でした。
準備も整い、私は無事お参りを済ませることが
できました。
その方と職員さんに、丁重にお礼を言つて霊園
をあとにいたしました。
少し考えさせられる事もありましたが、内部より
涌き出る人のちょっとした心配りと、一日を
楽しくしてくれる西部の若い駅員さんの、笑顔
が印象に残りました。