投稿者 さすらいの鯰 日時 2000 年 8 月 18 日 21:50:21:
このサイトにお邪魔しているくせにとても不信心者の私は
結構、怪談の類が好きです。今年の夏もストレス解消と称し
たくさんのビデオやその類の本を読みました。
幽霊の登場する場所、種類（例えば老婆とか）、しでかす事
時間、オプション（例えば血や髪の毛）などかなりパターンが
あることが目立ちました。昔はこんな事、考えずに怖がる事を
楽しんでいたのに・・。（笑）組み合わせを理解すると誰でも
怪談作家になれる。そしてちょっと「これは本当にあった」など
と言っておけば。
しかし何で、幽霊になったら強いのか？ 医学を超える英知を
持っているのか？ 例えば、呪いで人を同じ病気に次々にさせて
殺していく。これは感染症ならともかく、現代医学にも出来る事
ではありません。まさしく神の御技。人体のすべてを知り尽くし
あやつることが出来るなんて。知らないうちに体に手で握った様
なアザを作るなんてのもそうです。
また何で、いちいち追いかけてくるのか？ 脅かすのか？
たいていの怪談話に出てくる幽霊さんは、とても性格が悪い。
まぁそういう設定の方が恐怖心をあおれるのだろうけど。
またその様な話に出てくる幽霊さんが、例えば昼の、皆が
イライラしながら殺気だって忙しく仕事している仕事場など
に出現したら何か出来るだろうか？チョット面白い。
やっぱりしかるべきパターンに沿った環境が必要だろう。
神秘主義を否定しようなどとと、あえて力んだりしていない
のですが、最近の幽霊話は質が落ちてきたようです。おしまい。