投稿者 松本 日時 2001 年 3 月 20 日 15:02:03:
回答先: 交換日記 to yoshimiさん 投稿者 らむじ 日時 2001 年 3 月 18 日 20:50:20:
|> ところで「はちきん」はいつも午前1時〜3時
|> 頃まで、起きているのですか?
|> 寝る時間はどうなっているんだろう?
|> レスは急ぎませんよ。ゆっくり寝てからに
|> してください。それともナポレオン睡眠(3時間睡眠)
|> をマスタ−しているのかな。それだとスペ−ス・
|> ブラザ−ズ並みだよ。スゴイネ !!
|> 私達も簡単にナポレオン睡眠をマスタ−できるでしょうか。
|> 松本さん[HELP]
|> といいながら、早くも眠たい「らむじ」です。(-_-)zzz
∇ナポレオンと睡眠時間でH/Pを検索したら
100個ほどありましたが、そのうち二つほど
を紹介します。ちなみに私は8時間以上は寝ない
とダメなほうですが。
特に、おもしろい続きものの夢が見れる
場合などには。
http://www.maruhachi.com/kagaku/
kagak_13.html
http://www.educ.ls.toyaku.ac.jp/
~s967091/buturi.html
∇睡眠と記憶との関係についての記事もありました
ので以下に付けておきます。
「心や意識は脳のどこにあるのか;ニコラス・
ウェイド,1999年,原書1998年」より
・ラットと人間を対象にした二つの実験から、
記憶が眠っている間に整理統合されていること
を示す、初めての直接的な証拠が挙がった。
Science誌に発表されたこれらの発見は、試験
勉強する学生や、スケートなど新しい技術を学ん
だり、新たな環境になじもうとする人々に、深
い関わりがある。たとえば、スキーの練習をする
場合、うまくなるにはいく晩か寝ればいい、
というのである。
ラットを使った研究では、いくらかでもなじみ
のある環境を通り過ぎると、海馬の特定の部分
にある細胞が活性化した。その後、ラットを眠ら
せると、同じ細胞の活動がいっせいに高まった。
これは、記憶が脳内で整理されるためだ、と研究
者たちは言う。
別のグループが行った人間に関する研究では、
記憶の種類に注目した。新しい技術の習得もその
一つである。眠りについた被験者は、レム睡眠と
呼ばれる、しきりに夢を見ている眠りの段階に
なるたびに起こされ、すっかり目がさめた状態に
される。その後で、技術の試験をすると、学んだ
はずの技術もうまくできなかった。記憶が眠って
いる間に整理されることを示す、これまでのとこ
ろ、最高の証拠といえる。
・試験勉強をする学生にも同じことが言えるだろ
う。カナダで行われた実験によれば、試験用に勉強
をした後しばらく眠った学生は、徹夜した学生に
較べて多くのことを覚えていた。短期の記憶は多く
の情報を保持できるが、眠りがその記憶を役に立つ
状態に整理しているとも考えられる。
人間を対象にした実験を支援したカルニ博士は、
手続き記憶と呼ばれる別の現象を観察した。これは、
動作を反復することによって体得される、自転車、
スケート、滑降スキーなど、技能的な記憶である。
技の記憶は、海馬を通って処理されないため、
睡眠の影響は受けないと考えられてきた。カルニ
博士の実験は、この説の真偽を確かめる、初めての
試みとなった。
・ところがカルニ博士は、この実験の途中で、被験
者の技術は8時間の休憩後に進歩が現れることに気
づいた。睡眠がこの進歩に関わっているかどうかを
調べるため、夜寝る前に訓練を行うことになった。
被験者のうち一つのグループは、途中でレム睡眠に
入るたびに起こされた。その回数は、一晩で60回
ほどになった。別のグループは、徐波睡眠になると
起こされた。こちらは夢を見ていない睡眠状態だが、
回数はほぼ同等であった。
レム睡眠、つまり、夢を見ている状態を奪われる
と、被験者の技術はまったく伸びなかった。技能は、
前夜の訓練時と変わらない。しかし、夢を見る時間
を与えられた徐波睡眠の時に起こされたグループに
は、一晩で目を見張るような進歩が現れた。
この点から考えて、夢は技の記憶を統合するにも
重要だ、とカルニ博士は言う。だだし、夢が技の
記憶を向上させる正確な仕組みはまだわからない。