投稿者 星は何でも知つている 日時 2001 年 4 月 10 日 21:59:56:
むかし、まだ若い頃はじめて彼女と邦画を観に行きました。
題名は、”戦争と平和”でした(ちょっと観る映画を間違つた
かも)その映画の主人公は、小学校の教諭でした。
彼は、日々子供達に平和の大切さや愛の大事さに付いて熱弁
を奮っていました。
がある日、その主人公の元に赤紙(召集令状)が届きました。
好むと好まざるにかかわらず、やがて彼は中国大陸へと出兵
して行きました。
それは、日露戦争の始まりでした。彼は厳しい環境の中に有っ
ても、常に愛を持って同僚や住民に接していました。
やがて、戦火が激しくなり、婦人は強姦され、幼い子供までが
敵によって殺され、戦友は一人、また一人と彼の目の前で銃弾
に倒れて行きました。
やりばのない思いは、日々つのつて行きました。
そんなある日、彼はロシア兵を捕虜にしました。いつしか彼は夜叉
と化していました。そして生きたその捕虜の目をえぐり出し最後
には殺してしまいました。
教壇に立ち平和と愛を説いていたころの思い出が、走馬灯のように
脳裏を駆け巡つていました。
この地球上のどこかで戦火が起こっているとすれが、真の平和は
この地上に訪れることは無いでしょう!
みなで天国に入ることが望まれるのではないでしょうか?!
そして、やがて彼女は天理市へ引越してゆきました。
おわり