投稿者 らむじ 日時 2001 年 5 月 25 日 21:35:06:
真剣に物事を考える、これはまじめな
日本人にとっては美徳だ。しかし戦後
まじめに真剣に国のあり方を考えてきた
結果、日本は大不況となり40歳以上は
リストラの対象となった。
これは教訓だ、真剣な考えは国を滅ぼす。
だいたい真剣にものごとを考えて世界を
良くした奴がいるか?そんな奴がいたら
お目にかかりたい。
キリストは真剣に考えるタイプの人間だった。
本来彼のようなタイプの人間の語る言葉が
世界に伝わるはずはなかった。
しかし彼はラッキ−だった。彼がゲツセマネで
あぶら汗を流しながら祈っている時、弟子達は
グ−グ−寝ていた。そんな間抜けな弟子達が
福音書を書いたおかげで彼は有名になった。
湯川秀樹博士は真剣に考えている時、なにも
思いつかなかった。ある時風呂上りに縁側で
ごろ寝していると、それは突然やってきた。
中間子論とノ−ベル賞が突然ごろ寝の最中に
やってきたのだ。
エジソンは研究室にベッドを置いていた。
彼は研究室の椅子に座って考えている時は
ただの凡人だった。ところが疲れてベッド
で横になると突然天才に変わるのだ。
彼のベッドには発明のインスピレ−ションが
散らばっていた。もし彼の母が日本人だったら
「ト−マス、ごろごろしてたら牛になるよ」と言って、
彼を叱責しただろう。
牛になるかも知れないという恐怖で、エジソンは
電球一個すら発明出来なかったに違いない。
そうしたら今ごろ偉人伝には、エジソンに替わって
中松ドクタ−が載っていたかもしれない。
彼はプールで潜水しながらインスピレ−ションを
受ける。天才はジョ−クとともに生きる。
常にリラクセ−ションだ。
まじめに真剣に考える人間が人生の大半を
不幸な状態で過ごす理由はここにある。
質の良いインスピレ−ションは決して
生真面目な人間の頭には降臨しないのだ。