投稿者 らむじ 日時 2001 年 8 月 16 日 01:47:38:
戦後すぐアジアの国々が共産主義にの支配下になることを恐れた
アメリカは日本を盾にしてその脅威を防ごうとしたのです。
そのためには天皇を裁かず皇室を存続させることがアメリカに
対する反発をやわらげ、自由主義陣営に取り込みやすい
と考えたのでしょう。
中国は共産主義国家となり朝鮮半島では国を二分する動乱が
起こり、一方日本は一時的にアメリカの従属国家となりました。
フィリピンでさえ米軍基地がなくなったというのに、いまだ
沖縄その他に基地を置かれているのはいまだに従属的な
関係が少し残っているということでしょう。
そんな複雑な戦後のアジア情勢の中で日本がドイツのような
明確な謝罪をすることは不可能だったはずです。
共産主義国家に謝罪することなどアメリカが許すはずもない。
それでも日本はあいまいな言葉ながらも謝罪を続けてきたのです。
彼らが認めようが認めまいが。
中国や韓国は日本に対して直接的な謝罪を要求していません。
彼らが靖国参拝に言及するのは、それをすることで日本から
何かを引き出すことができるからです。円借款その他。
踏み倒されても日本は文句を言えませんからね。
いまや日本は対中国において従属国家になりかけているようです。
中国は毎年ふたけたの伸びで軍事費増強を続け、
いまやアジア最強の軍事国家として君臨しています。
「総理が靖国へ参拝すると日本がまた軍事大国に逆戻りする。」
いいかげんに辞めましょう、そんな妄想にとりつかれるのは。
それを隠れ蓑にして中国は軍事大国になっているんだから。
日本が大陸に侵略し、かつ朝鮮半島を植民地化したことは事実です。
しかしいつまでも罪の意識を引きずるのは、内罰的妄想です。
広島・長崎あれはあきらかに虐殺です。しかしアメリカは一度も
日本に謝罪していません。では日本はそのことを根にもって
いまだにアメリカを許していないのですか。そんなことはありません。
日本人は本来、温和な民族なのです。