投稿者 コスモス 日時 2002 年 7 月 28 日 08:18:26:
数ヶ月前から、4才の娘がお風呂に入るのを面倒くさがるようになった。
そのたびに、「お風呂にはいると気持ちがいいよ」、とか「体をきれい
にすると元気がでるよ」とかなんとかなだめて、風呂場へ連れていった。
ある日、やっと娘を風呂場へつれていくと、娘が風呂場のスノコの上に、
スイカの種が落ちているのを見つけた。
スイカの種が落ちていたのが意外で、おもしろかったようで、「スイカ
おじさんがお風呂場に来て、スイカを食べたのかな?」と言い出した。
なるほど。大人とは感覚が違うのだなと思った。
この子は宝物探しのように、何か見つけることが楽しいのだと気づいた。
そこで、翌日はおもちゃの切符を置いてみたら、「切符おじさんが遊び
に来た」ことになった。
その後、お風呂のたびに、どんぐり、ビー玉、サイコロ、などなど、
家中の小物を探し、風呂場に置くことになった。
おじさんの威力は絶大で、その日いらい、お風呂に入ろうというと、
娘は脱兎のごとく風呂場へ行くようになった。
娘は「お風呂場、宝物探し遊び」くらいのつもりらしく、最近は私に
「きようは何おじさんが来てるかな?」と催促する有様でネタ探しに
苦労しています。
ただ、私は子育ては理屈ではなく、親と子供の知恵比べみたいなもの
だと思っています。
些細なことでも子どもが楽しめる事を見つけるために知恵を絞ること
によって、親自身も成長するのだと思っています。